『自分を愛して、自分らしく生きること』

なんて
その、どこが『減災』に繋がるの?

どんなに『情報』と『知恵』を伝えても
何だかちゃんと活かせない理由はここにある。


防災対策の考え方の一つに
『自助・共助・公助』
というものがあります。
防災を知らなくても聞いたことがあるのでは?

簡単に説明すると‥

自助 → 自分で自分を助けること
共助 → 家族・地域・企業などコミュニティで助け合うこと
公助 → 行政による救助や支援

上から順に、
自助が出来るから、共助のコミュニティの中で助け合うことが出来る。
共助のコミュニティが出来ているから、公助でしか出来ない、専門的な消防活動や支援活動、防犯活動を届けたいところにスムーズに提供出来る。

ということなのだけど、


「もしもの時に1番先に守るものはなんですか?」


こんな質問を子育てに関わる方にすると、殆どの方が

「子ども」

と答えます。


私にとっても、子ども達の命は大切。


でも、この答えは『間違い』です。


その瞬間に、すぐ傍にいても運命を分けるのが『災害』

一つ一つの命に責任を持つのは、その一つ一つの命の持ち主である、自分。

「あなた」が助からなければ、子どもは助からない。

子どもに自分の命を生き抜くことを伝えていくことも
もしかしたら、その環境を整えることも
先を生きる「あなた」の出来ること。

私はそう考えます。


「赤ちゃんはどうするのよ」
そんなことは、言わずもがな。

乳児にだって、誰もが疑わずに愛を伝えるように、ちゃんと命を守ることを伝えることが出来る。

そして「あなた」が自分をキチンと愛して、常に自分らしく生きることをしていれば、キチンと備えられていて当たり前。

子育て支援の方などは、仕事上、お子さんの命が一番と言わざるを得ないけれど
その言葉の裏には、常日頃からの『自分』や『コミュニティ』の防災対策に自信を持っていなければ、その言葉は口に出せないのではないかと思う。
(その見極めが出来る目を育てるのも、備えの一つ)


2016年のイタリアの地震で本当にあった「10歳の姉が命をかけて妹の命を守った」というニュース

とっさの溢れる愛と運命の悪戯だったのかもしれないけれど

それは、誰もが一番望む結末ではなかったはず。


あなたの『自分らしさ』が溢れる『減災』は
どんな『減災』でしょう?