こんにちは、松井です。
最近、Facebookのバトンで、
多くの人が本の表紙を載せているのですが、
本好きを公言しているのに、
ほとんど読んだことのない本ばかりです。
こちらもご覧ください。
100記事チャレンジをやっている時、
2回目の「ち」について何を書こうかと考え、
思いついたのは「地球」でした。
なんとなく書きたいことはあるけど、
頭が働かなくてうまく考えがまとまらない。
限られた時間の中で書いていたので、
すぐにあきらめて他のことを考えたのですが、
石川善樹氏の「フルライフ」を読んでいて、
言いたいのはこういう事だと気づきました。
ちなみに、その時は悩んで悩んで、
こんな駄作を書きました（笑）
さて、話を地球に戻しましょう。
私は子供の頃、
夜寝る時にふと考えて、
あるいは夜中に目を覚ました時に
思い出しように同じことを考えて、
怖くなる事がありました。
それは、自分が宇宙から地球を見ている
映像でした（上の写真よりも、
もっと引いた感じで見ていました）。
どうしてそんな映像が浮かぶのか、
自分でもよくわかりませんでした。
何が怖かったのか、
言語化するのが難しいのですが、
宇宙から地球を眺めて、
何かの拍子に消えてなくなってしまうような
淡い存在だと感じたり、
当たり前のように続くと思っている毎日が
当たり前ではないのではと感じたり、
自分の中の小さな世界にいる自分が
私だと思っていたけど違うような気がしたり。
とにかく布団の中で、
宇宙から地球を眺めている絵を想像しては、
怖くなって、しばらく寝れずにいました。
たぶん小学校に行くようになる頃には、
このクセ？ はなくなっていたのですが。
実は幼い頃にこんなことがあったという
事自体忘れていて、
思い出したのはこの1〜2年ぐらいです。
その事を思い出してから時々、
あれは何のメッセージだったんだろうと
思うようになりました。
それがさっき「フルライフ」を読んで、
「オーバービュー・エフェクト」だったのかと
気づきました（5月10日に書いています）。
オーバービュー・エフェクト（外観効果）とは、
地球を宇宙から眺めたことがある宇宙飛行士が
共通して体験する心理効果のことです。
「フルライフ」の言葉を借りれば、
「宇宙ステーションにいる宇宙飛行士は、
暇さえあれば地球を眺めて過ごしています。
最初は自分が生まれた場所を探すのですが、
だんだん引いていって、
自分の国や大陸、さらには広大な宇宙に
ポツンと存在する地球そのものを
眺めていると、
自分という存在が消えて
宇宙そのものと一体化していくようです。
おそらくオーバービュー効果とは、
そのような体験なのでしょう」
自分の事しか考えられなかった幼い頃に、
宇宙と一体化していく感覚を覚えて、
自分の中で消化できず、
だから怖いという感情が湧き出て
きたのだと思います。
まさに今の私が自分という「個」に
囚われないで生きたいと考えている
「フラットに生きる」そのものです。
別の表現をすれば、愛娘と同じように
すべての人と接する。
という訳で、
オーバービュー効果を体感するために、
こんな映像を観ています。
「フルライフ」石川善樹著
→ フルライフ
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