これは2007年の話。
僕自身がまだまだ一悟術とも出会っておらず、
スピ系の世界を避け、縁遠いと思っていたころの話です。
今、思えばこうやって、少しずつこういう世界とのつながりを貰っていたんだと思う。
それはある雨が降りしきる日の出来事でした。
今までの人生においてとても不思議な人との出会い。
その人は在家僧という仏門の人のようで、
そこを越えて愛と情け、 義理と人情を語る人でした。
初対面にもかかわらず、手作りの手間のかかるおいしい食べ物をお腹一杯食べさせてくれるおばあちゃん。
いろんな話をしました。
手相を見られ、
先祖の霊を見られ、
初めて会うのに不思議な感覚。
その中でなぜか四国のお遍路さんをその人とすることになりました。
僕の健康状態は結構いいらしい。
これも当時、少し意識的にやっていた健康志向にシフトしたお陰かな?なんて思っていたりして、
他にも、今付き合っている彼女との結婚はやめなさいと。
あんたの仕事は家で支えてくれる人じゃないと 仕事にエネルギーを使うから、外に意識がある人じゃ いい仕事ができないよ。と。
結果的には当時の彼女と結婚しているんですが、
そんな会話が合ったことは伝えて会話したので
いろいろと本音で語りあえる機会も頂きました。
そして、極めつけは、 先祖。
僕には先祖の守りはないらしい^^;
なぜならば、浮かばれてないからだそうです。
確かに田舎にお墓があってなかなか帰れない距離だし、
うちは家系がいろいろと複雑なんだよな~。
なんて思っていたら、
その場にいたお弟子さんのような人に、
うちのおばあちゃんの感覚が乗り移った人がして、
(おばあちゃんはもうすでに亡くなっています。)
なぜか、号泣が始まる。
声をあげてなくレベルの号泣。
若干ビビッて、引くぐらい。
だってそのお弟子さんも40代後半から50代ぐらいの女性ですよ。
しかもお花の先生をされているらしく、
所作が美しい方だったのです。
そんな方が真横で号泣し始めたらびっくりするでしょ?
でも、不思議おばあちゃんはよくテレビでみるような感じで、やさ~しくはなしかけてました。。。
「うんうん」
「わかった、わかった」
「そうか。」
ってね。
で、僕の方を見て、
「あたしが供養してやるから」
って。
んで、
「あんたかろうじて守られちょるよ。」
って、
「あんたがいないとだ~れも、供養とかしてくれそうにないから かろうじて守ってくれてるよ。」
って。
苦笑ですよね。
僕はフリーター時代に、2回車の事故を起こされています。
(どちらも止まってたら車が突っ込んできました)
その時になぜか、ほぼ無傷!!
後遺症になるような傷はなく、
ただ、人生を考えるきっかけにはなり、
結果今のこの道に進むきっかけになったのです。
そこから、
いろんな学びをし、いろんな出会いをし、
今の状態を築けるようになってます。
普通の街中にあんな場所があったなんてね。。。
これも、人の縁でつれていってもらいました。
不思議なこともあるもんだ。
ちょうどそこから出張だったので、 帰りにはお弁当なんかももらいました。
ちなみに、蟹料理に、マツタケご飯、おいしいオクラやナス、にんじん、高野豆腐、厚揚げ、 うなぎのすしメシなどなどを頂きましたが、
一切お金を払わなかったのです。
不思議おばあちゃんいわく、
「恩送りだよ。若いもんにこうやって、育っていってもらうことが今必要なんだ。だから元気君、君もいつか次の世代にしっかりと送ってあげてね。」
って。
ここからですね。
特に恩送りを意識し始めたのは。
今考えても、本当に、不思議な出会いだったんです。