10年ほど、昔、友人がセミナーをやっていたんですが、
その時のテーマが
『人生はRPGゲームと一緒。』
という、RPG理論とやらを発表していた。
『ちなみにRPGゲームとは・・・』
<多く見られるのは、プレイヤーが主人公とその仲間を操作し、障害として立ちふさがるモンスターとの戦闘を繰り返しながら「経験値」を蓄積してパワーアップし、徐々に行動範囲を広げていき最終的に目標を達成するというものである。>
「ウィキペディア参照」
そのセミナーの中で彼が言っていたのは、
「あなたは村人その1の人生でいいんですか?その場所から動かずに、勇者が話しかける旅に、『ようこそここは○○の町です。』と同じことを言うだけの人生で。」
「でも、違うでしょ?あなたはあなたのゲームの主人公なんだ。モンスターと戦うことだけが経験値につながるんじゃない。何が経験値につながるんでしょうか?あれは戦う技術の経験値ですよね。」
「レベルを上げて、次の町に行って、新たな出会いをして、それがつながって、その積み重ねが、魔王を倒すことなのか?世界に平和をもたらすことなのか?何かはわかりませんが、GOALにつながるんですよ。」
「で、RPGには仲間がいます。主人公以外に、戦士や僧侶、魔法使いなど、それぞれの能力で補い合って助け合う。そんな仲間と旅をするのか、一人旅をするのかどうか?」
などなど、
心に刺さる名言をいっぱい伝えてくれていました。
で、タイトルに戻るわけなんですが、
メタルスライムとは、某有名ドラゴ○クエス○のモンスターで、倒すと普通のキャラクターよりも数倍の経験値をくれるんです。
なので、はやくレベルアップしたければ彼らを倒すのは重要なことなわけですね。
このゲームをやったことがある方は手に汗握る感覚を覚えていませんか?
しかしこのメタルスライムには特徴があって、
1、出会う確立が低い。
2、すぐに逃げる。
3、非常に守備力が高くて、なかなか倒せない。
4、会心の一撃が出ると確実に倒せる。
(会心の一撃とはたまに起きる与えるダメージが数倍の攻撃になる現象のことです。)
これは、現実世界でもリンクしているな~と感じていて、
メタルスライムのように経験値が上がる経験というのは、
1、なかなか気づきにくい。(出会っていても分からない。)
2、気がつくとチャンスを逃している
3、多くの場合、今の自分には困難であると感じる場合が多い。
4、自分にできる最高を目指すと会心の何かが起きて乗り越えれたりする。
経験を詰むとはどういうことを指すのでしょうか?
僕らの日常にも経験をつめる機会がたくさんあって、
その積み重ねが今なわけですね。
『あなたは魔法の自転車にのりますか?』
⇒ はい
⇒ いいえ
『この魔法の朝ごはんを食べますか?』
⇒ はい
⇒ いいえ
『目の前の人が困っている。助けますか?』
⇒ はい
⇒ いいえ
『ビア○カとフロ○ラどちらと結婚するんじゃ?それともワシか?』
(これは分かる人はわかるネタとしても)
--
常に選択の連続で、その選択の先にどんな経験ができるのか?
だれとその経験を共にするのか?
そんなことを意識するだけで毎日の生活が違って見えてくるかもしれませんね?
だからというわけではないですが、
僕はお声をかけて頂いたらやったことがなくても、僕でいいならやらせて頂きますし、引き受けたら全力でやれる限りやりたくなります。
それで、体力的にも時間的にも無理になっている時もあったりしますが、それはそれでいい経験が出来たと後になったら思えてたりします。
もちろんいつもはやりませんが、それがメタルスライムだと思ったら全力です。
あなたはどうですか??
とまぁ~なぜこんなことを考えたかというと、
こちらの方のブログを読んですごく考えたからなんですよね。いいきっかけを頂きました。
ありがとうございます。
もし人生がRPGゲームだとして、あなたが主人公だとしたら、何が目的で、何をしたら経験値になってレベルが上がっていくのでしょうか?
一度、考えてみてはいかがでしょうか?
