ある方がパソコンを買い換えようと思っているけど、
『よーわからん!!』
ってことだったので、
元パソコンパーツショップ店員の僕が、
いつも誰かに説明する時に話していることを
お役に立てばと思いシェアしてみました。
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電気屋さんなどに、パソコンを買いにいくと
当然、ポップに性能が書かれていますよね。
あの性能の見方がわからないので、電気屋さんなどに、パソコンを買いにいくと
当然、ポップに性能が書かれていますよね。
ほとんどの人が混乱します。
で、そもそもパソコンはどうやって
性能(スピード)が決まるかといいますと、
ハードウェア(以下=ハード)と
ソフトウェア(以下=ソフト)
この2種類です。
ファミコンで例えると、
ハード(スーファミ、プレステ、DS、Wii)とかって機会そのもの。
ソフト(マリオ、ポケモン、ドラクエ)とかって、ゲームソフトのことです。
なので、同じゲームでも、
マリオ1はファミコンで、
マリオ4はスーファミで
マリオ○○はWiiで、
という風に、
ハードが上がれば、よりクオリティの高いソフトを動かすことが出来ます。
つまり、難しいことをパソコンにさせようとすればするほど、
パソコン自身(ハード)の性能を上げないといけないわけです。
で、そのハードの性能を何ではかるかと言うと、
主に3つ。
・CPU
・メモリ
・ハードディスク
です。
で、この3つの役割を簡単に言うなら、
【何かを作る工場】に例えると分かり易いかと思います。
CPU
=工場で働く人の優秀さ(処理速度・すべての速さの基準になります。)
=工場で働く人の優秀さ(処理速度・すべての速さの基準になります。)
メモリ
=各自働く人の作業場(机)の広さ(一時記憶場所の広さ)
=各自働く人の作業場(机)の広さ(一時記憶場所の広さ)
ハードディスク
=工場の敷地の広さ(倉庫)(すべての記憶スペース)
=工場の敷地の広さ(倉庫)(すべての記憶スペース)
ちなみに『windows○○』。ってやつを、
OS(オーエス)と言い、
=工場内で基本的に使っている機械のメーカー(シャープとかソニーとか)とそのバーションを現します。
※マックさんの○○バージョンとかね。
あといろいろありますが、基本はこんな感じなんですよ。
で 、
CPUに戻ると、
その時期の最高ランクのやつは、現役のITも英語もバリバリ使えるような優秀なビジネスマンシリーズ 。
(もっと優秀なのがあります。最近発売されたのが以下)
で、その時期の低いランクのシリーズは、PCぐらいは使えるけど、英語は使えませんぐらいのある程度できますけど、バリバリは無理ですっていうビジネスマンシリーズ。
(一世代前よりかは使えるようになってます)
です。
たとえば、DVDを創るのに
>最高CPU=5分
>普通CPU=30分
とか
エクセル(ソフト)を開くのに
>最高CPU=クリック⇒即立ち上がる
>普通CPU=クリック⇒5・6秒後に立ち上がる
PCの起動
>最高CPU=20秒
>普通CPU=1分30秒
とかって感じですかね?
ある程度の差はあって、『めっちゃ』大雑把にいうと。
この「数秒」ってやつが曲者で、
長い間使うなら、結構「イラッ」とします。
一回いいやつを使うと(快適さを味わうと)
更に「イラッ」とが増えます。
個人的には、お仕事で使うなら自己投資(必要経費)だと思って、
PCはいいやつを買うことをオススメします。
特に長い間使うなら。
(5年で約10万を惜しんで、どれだけの物を失うか?
逆に得ることができるか?ですね)
「安物買いの銭失い」になりかねません。
確かに、あっという間に最新モデルがでるので
ちょっと悔しい気はしますが、自分が毎日使うものに
少しずつストレスを感じるか、
気持ちよく使うかで、
作業効率&費用対効果&意欲 はまったく違います。
いいやつ使うと確実にUPします。
何より意欲はすごい大切だと実感しています。
※パソコン業界は4半期という基準でまわっていて、
おおよそ1年に4回モデルチェンジします。
つまり三ヶ月に一回最新モデルが出てくるということです。
更に、約3年で買い替えを起こそうというようなスピードです。
一般的な感覚でいうと3年はまだ新しい。でしょうが
パソコン業界は3年前のモデルは古すぎる。になります。
いろいろ新しいものが出てくるので
対応しきれないわけです。
新しいことをしたい&開発が早い⇒開発費がかかる⇒利益が必要⇒どんどん売れるシステム考えよう⇒対応できないようにしてしまい不便さを感じさせる⇒便利やで?と、新しいものを買わせる⇒売り上げUP⇒利益UP⇒研究開発費UP⇒スピードUP⇒
まぁ~業界的にこんな感じかと
(あくまで僕の個人的価値観ですし、これが悪いともあんまり思ってません。)
あと一個、
どんだけ優秀な人(CPU)でも作業場(メモリ)が狭いと、
倉庫(ハードディスク)まで情報を探しに行って見つけて、戻しに行く。
という余計な作業が増えます。
ですので、時間がかかるわけです。
そこでメモリを増やすと、
作業場が広がるので、一度取りに行った情報を、作業場(机の上)においておけるわけです。
しか~し、人(CPU)が優秀でないと、いくら作業場(机)が広くても
使いこなせないのでメモリ(作業スペース)が多くても、
そんなに作業速度(処理速度・スピード)はあがりません。
ある程度処理スピードを上げようと思うと、
平均的にすべての性能をあげる必要があるのです~。
機械の世界にはコーチングのようなものはないので、
CPUの性能が買った後にあがることは基本的にありません(笑)
壊れるかもしれないという処理をすれば(玄人にしかできない)あげることは可能ですが。
(ガンダムで言うなら強化人間的処置ですね。)
※人を評価しているような表現だったり、若干ガンオタ的になっていることをお許し下さい。わかりやすいかな~と思いまして。
ちょっとのつもりが長々となってしまいました。
でも、少なくとも5万以上のものを買うなら高い買い物やと思います。
後悔なく選んでもらえたら嬉しいです。