みんながみんなではないですが、決めれない人というのは、
決める=『絶対に』『完璧に』やらないといけない。
みたいな感じで捉えている方が多いように思います。
ですので、
絶対に、完璧にそれをやってしまうと、
当たり前の話ですがそうなってしまうのです。
ぼやっーと、
『○○やりたいな~。』
レベルの時には、
そのやりたいことのメリット的なことしか思い浮かびません。
しかし、いざ実際にやるとなってしまった場合、
絶対に、完璧にそのことを実行してしまうとどうなるのか?
光があれば陰ができるように、
やりたいことだけでは済まなくなります。
例えば、
『ディズニーホテルに泊まりたい。』とします。
「泊まりたいね~

なんて友達と話しているうちは楽しかったりしませんか?
ディズニーを堪能している想像。
ミッキーと写真とって~、
パレード見て~、
ご飯食べて~、
耳をつけて~、
夜景の想像、ふかふかのベット。
などなど。
すっごい楽しい気分で行きたくなりますよね?
でも、実際に、
「ディズニーホテル泊まる」ことを、
完璧に実行してしまうとすると、どうなるでしょうか?
この瞬間、過去の人生の経験則を元にして、
瞬間的に無意識ではいろいろ想像します。
まずは、
予算
『うん十万円かかるな。。。』
時間的マネジメント
『有給取る申請する?やだな~。。。取れるかな~。。。』
行った後のお土産
『会社に買っていく?一人ひとりもめんどうだし、お金かかるよ~。。。』
誰と行くのか?
『友達誘う?恋人誘う?ひとりもな~。。。』
予約の手配
『めんどくさいな~、仕事忙しいのに。。。』
などなど
実際に動かし始めると、
人によっては何かしらデメリットと感じることも必ず存在し始めます。
特にやりたい願望が大きいことの場合は。
このように、多くの方の場合、
過去ディズニーランドではないにしろ、
何かやりたいことをやると決めて
(無意識であっても)実際に行動した場合に、
思いもよらない自分にとってのデメリットが
あったことを経験している人は多いので、
「やりたいことをやる」
これを決めるということそのものが、
完璧かつ絶対にやるということなので、
『そのデメリット体験を擬似再体験することになる』
ということに瞬間的かつ、
無意識的にリンクし感じとってしまうのです。
(こういうのもトラウマって呼んだりもしますけどね。)
となると、
(やりたいけど、やるって決めるのはね~。。。)
と決めることが絶対で完璧にやらなきゃ!
な人であればあるほど抵抗が生じます。
これが
『決めたいけど、決めれない』人の多くの場合のメカニズムです。
ちなみに、
その人にとって願望の小さいこと、些細なことは
抵抗が少なく、あっという間に願望達成していたりするので、
決めたことも無意識だし、行動すら無意識のことがよくあります。
このような人が、
決めることが出来るようになるためにまず必要なのは、
決めたことに対して、
『着実に確実に1歩ずつ進めること』です。
例えば、抵抗している人はこんなことを言ったりします。
「あと3日で決めます!」
確かに決めていそうですが、
物事やタイミングにもよりますが、
これがそもそも抵抗で、
今決めなくて良い様に、本当は先延ばししてますね。(笑)
今、そうするって決めても、
あとでやっぱり違うな~と思えば、
決めなおせばいいだけの話。
決めるのは一瞬です。
そして、
決めたからと言って必ず、完璧に、その瞬間から
それを達成するために、行動しないといけないわけではないです。
まず大切なのは、
『今、決めること。』
まず、決める。
⇒忘れている。
⇒気づく。
⇒決めなおす。
⇒やっぱり忘れる。
⇒気づく。
⇒再び決めなおす。
⇒忘れる。
(以下ループ)
という風に、決めたことを忘れても、すぐに出来なくても、
意識して、
決め続けることをすればいいのです。
そして、
着実に確実に小さな1つずつでもいいので進めていく。
コレが重要です


決めれないと思っている人は、
少し視点を変えて、
【決めなおし続ける】
というようなニュアンスで
【決断】に対して、
向き合ってみてもいいかもしれませんね。