君は今とても優しい里親さんの元ですくすくと育ってくれているんだね。ちゃんとご飯食べているのかな? 毎日笑顔でいるのかな? パパがいない間に君は今のご両親の元へ行ってしまったんだね。パパは毎日君の事をよく考えています。ママともあれ以来会っていないけど毎日君の事考えていると思うよ。何度も流産しやっと君は来てくれたんだったね。パパとママはいつも一緒に病院に行って成長を噛みしめ、一緒に神様にお願いをしていました。「何とか僕たちの所に来てくれますように。」 だから何とか元気に生まれてきてほしいと願い元気と名づけました。 でも今の君は何という名前をつけてもらったんだろう? たぶん今のご両親が君の事を想いきっといい名前をつけてもらったんだろうね。いつか大きくなったら「ありがとう」って言わなきゃだめだよ。パパとママのこと書くのはこれが最初で最後にするね。 パパのお母さんはもう死んじゃったけど、産んでくれたこと今とっても感謝してるんだ。小さい頃からずっと「お前は橋の下でひろってきた」ってよく言われ続けてあんまり家族だなって感じたことないけど、ママに出会え元気を授かったのはお母さんが僕を産んでくれたからなんだ。 それとパパね、元気がお腹の中にいたとき教室に行ってお風呂の入れ方とか教えてもらったんだよ。 初めてだったし何か恥ずかしかったけどね。 あとよくママのお腹に語りかけてたよ。「元気」って。聞こえたかな? ゴロンゴロンと動いていたからきっと聞こえていたね。パパもママもよくお腹をさすっては語りかけてたよ。でも今想うと、パパがお腹の中の元気でママがパパのお母さんのつもりだったかもしれないな。 元気、パパとママは手紙で約束したんだ。絶対に命を粗末にしない。命を途中で投げ出さない。これから先元気にもしものことがあっても命を全うするってね。だって途中で投げ出しちゃったら、いつか皆がお空に帰ったときにまた一緒の家族になれなくなっちゃうから。 元気、精一杯生きるんだよ。 生きてることは奇跡なんだから。 今のご両親に甘えて、笑って、助け合って、もっともっと大きくなって大人になって、ご両親を助けてあげてね。 パパもママも別々の空のしたからだけど、いつも応援してるから。 パパとママが元気に言ってあげられる言葉は一つだけ。「どんなに辛くてもいつも笑顔でね」 「元気、生まれてきてくれてありがとう」 じゃあ元気でね.....................
