ぼくらはいい広告を見逃している。
広告業界にいる自分でさえそうだ。
忙しいし、心に余裕もない。
広告ではなく
自分の信頼できる人に相談した方が
確かな買い物ができる。
ずいぶん昔から、広告は、
購買意欲を刺激しなくなってきた。
けれど、広告そのものの作り手のレベルが落ちたわけではない。
いまだに多くの広告は、不安や孤独に悩む現代人に
前向きな気付きを与えてくれている。
例えば、「家は、待っている」(ダイワハウス)
http://www.daiwahouse.co.jp/ad/newspaper/pdf/daiwahouse20140101_1.pdf
↑詳細はコチラ
家を擬人化させ、帰る人を包み込む。
犬や猫同様、住まいも家族の一員なのかもしれない。
人に例えられると、ついつい大切にしたくなる。
ぼく自身、この広告を見た後に
自宅の掃除をし始めた。
年季の入ったアパート。
広告の世界で独立したぼくを支えてくれた家。
浴びるように酒を飲んだ日も
くたくたになるまで働いた日も
みじめな失敗をした日も
デートがうまくいった日も
友達とケンカした日も
家はやさしく迎えてくれた。
モノへの新しい感謝。
いい気づきができました。ありがとう。