一昨日の、6/14は病室につくと、KがまだMRIの検査に呼ばれていないという。
入院患者はMRIが空いたタイミングに呼ばれると聞いていた。
この日も、Kに手作りの紅鮭のおにぎりと麦茶を持って行き、
談話室横の食堂で食べた。
17:00ごろになってやっと呼ばれた。
この日は主治医が一日手術が入っていると聞いていたので、
MRIの結果や病理検査の最終結果も聞けそうになかったから、私は帰ることにした。
昨日の6/15は予定通り退院。
9時過ぎに退院できるということで、Kは、すぐに退院したいらしく、
すぐにでも来てほしいようだったが、
病院前の並木道が渋滞することを知っていたので、
9:30過ぎに病院に行った。
まだ、並木道はそれなりに渋滞していた。
Kは部屋につくとお見舞いでいただいたゼリーか何かを食べていた。
先週は手術でお見舞いを遠慮してもらっていたが、
今週はほぼ毎日お見舞客が来てくれた。
看護師にMRIの結果や病理検査の結果は聞いたが、
あまりわからないようで、
結局は7/3の次の通院の時までのお預けになった。
7/3はCT検査をしてから診察。
こんなに短期間にCTやMRIや造影剤を頻繁に受けて、
身体への影響も気になるが、頭の様子を知るには
それしかないんだろうな。
退院の手続きとか、次の診察の説明を受けるとか、なんだかんだしていたら、
病院を出るのは10:30過ぎになってしまった。
病院を出たところで、
Kが歩いている後姿が嬉しくて動画に収めた。
ただ、歩いているだけの姿。
でも、小脳であんなに大量に出血をして、
先週開頭手術をしたことを考えると
元気に普通に歩いていること自体がありえないほどの奇跡だ。
病院の食事がおいしくなったから、久しぶりにおいしいものでもと思い
昼は近所のイタリアンに行った。
そのあとKは少し昼寝をしていたようだったが、
15日にお見舞いに来てくれる予定だった勤務先の同期と
夕食をする予定を入れていた。
なんと横浜まで行くという。
退院したてで、もう少し近くが良かったんじゃないかと思うのだが、
近くはあまりおいしいところがないとKがいう。
そして、お見舞いに来てくれる予定だった同期のほかに
他の人たちも参加して、7人ぐらいになったそうだ。
そして、退院祝い的な食事会になったそうだ。
帰りがつらかったら駅まで迎えに行くと、Kに言っておいたが、
22時過ぎに自分で帰ってきた。
今日になって、昨日の疲れは出なかったか?
筋肉痛とかにはならなかったか?と、
Kに聞いたが、全然、大丈夫と言っていた。
それでも昼寝はしたようだったから、元気そうに見えても、
脳や手術の傷の回復には、まだいつもより多めの睡眠は必要なのかもしれない。
娘のRは、脳出血をした後、1,2年はものすごくよく寝ていた。しかも相当深い睡眠だった。
娘が脳出血した時に、娘の友人のお母さんからいただいた「奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)」という書籍はかなり参考になった。
脳科学者自身が脳出血を起こしてしまった時のことや、
そういったときに周りの人たちにしてほしいこと、
その後のリハビリの様子などが書かれている。
脳の修復には睡眠が重要だとも書かれていことに、
ものすごく納得したことが一番記憶に残っている。
今までにない経験をした時は特に、経験者の体験談はとても参考になるし、勇気づけられる。