昨日は宇都宮で研修で、前の日から前泊入りしました。
いつものあちらこちらに行くのですが、定宿をだいたい決めています。
設備や応対など、自分の中の基準がありまして、
お気に入りのところがおのずと決まってくるのです。
こちらもその一つ。
お宿に到着しフロントへ。
フロントには女性スタッフが2名
私が歩いていくと、
一人は満面の笑みで声をかけてくれます。
もう一人は、無表情
当然のことながら、私はにっこりさんのほうへ。
ほんの些細な一瞬の出来事です。
でも、きっともう一人のフロントの方は
自分がどのように思われたか、気づいていない。
きっと自分の表情にも気づいていないのです。
実にもったいないですね。
顔は実に正直です。
何かに納得できないとき、
緊張しているとき、
ほぼ顔に現れます。
時々、個人の方のご相談に乗ったり、カウンセリングのようなことを
することがあります。
その時も、私は相手の表情の変化をずっと見ています。
悩みを話しているときは
ご本人でも、自分の本当の悩みがどこにあるのかに
気づいていないことが多い。
人によっては、
“こうでなければいけない“という無意識の囚われがあって、自分の本心に気づいていないのです。
でも、話をしているうちに
その心の蓋がちょっと開く瞬間があります。
その一瞬を見逃さないためにも、表情を見ているのです。
自分の顔を一番見ていないのは自分自身。
鏡に映る顔は、
自分が自分と認めたい“つくられた”顔
であることが多いものです。
写真だって写りが悪いと削除しますもんね。
心を元気にするためには、
自分の心をとらえているモヤモヤに気づくこと！
そのヒントのひとつが
自分の表情にあります。
今日の問いかけ
『いま、どんな顔をしていますか？』
木曜日の東京の空。
空を見上げていると、いい顔になれる気がするので
よく見ています＾＾