☆母の命日 | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

今日は母の命日でした。


2年前の今日、がんの闘病ののちその生涯を閉じた母。


その時は、とても悲しい思いで見送ったのですが、
2年の年月は確実に心を癒してくれるのだな、と感じています。



最近、私も、子供の受験などで、親としてもあれこれ思うことがあり、
とはいえ、子供の気持ちを大事にしたい、という想いもあって、

ときどき親として私自身葛藤することがあるのです。


そんなとき、ふと思うのは、

私が学生だった頃、母はどんな思いで私のことを見ていたのだろうか、

ということ。


私は4人兄弟で育ち、
母は昼間は薬剤師、夜は塾の講師として、働きづめに働いていました。

仕事だけでも大変なところに、家族6人分の家事もあり、
それはそれは忙しかったことと思います。

今の私と比べても、明らかに余裕がなかったと思うので、
もしかしたら、そんなに気にする暇もなかったかもしれませんが


あまり母にあれこれと言われた覚えがないのです。


あれは信じていてくれたのだろうか・・・


今となっては確かめるすべもありません。

こうしたことは、その時は気づかず
あとになって、どうして聞かなかったんだろう、、、と思うものなんですね。


そんなこんなを考えながらも、
今日も一日打ち合わせ、そして講座と忙しく動き回っていた一日でした。



そして、夜遅くに家に戻ると、

母の遺影の前に、お花が供えてありました。


同じマンションに住む私の信頼する大親友が
そっと供えてくれたのでした。

母が亡くなった時も、遠くの葬儀に、何も言わずに駆けつけてくれた友人。


こうして覚えていてくれて、
本当にありがたいと、今日初めて泣けました。


いろいろな想いを抱きしめつつ、過ごした大切な一日でした。