☆夢を語ろう!! | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

今日は大阪で経営者の皆様の研修でした。

私とほぼ同世代の皆様で、とても親近感を感じます^^

数回のシリーズの研修のうち、私が初回を担当で
コミュニケーション、そして社長自らの夢を語る、、、
といったテーマでした。


組織で働いていると、会社として、部署として、
といった主語で話すことが多いものです。

ましてや、オーナー社長となると、会社と自分個人が一体化しているように感じるところもあるせいか
急に個人の想いや夢を語ろう!!といわれると、戸惑う方が結構いらっしゃいます。


私たちはキャリアを積み重ねても、
意外なくらい自分自身についてフォーカスすることに慣れていないのです。


そのため、自分の考える経営者像や夢、さらには自分自身の想いを構築していく過程では
皆様結構な”生みの苦しみ”状態です。


こちらもそれほど長い時間は差し上げていないので、
限られた時間の中で発表まで仕上げるのは、結構大変です。

それでも、発表を聞いてみると、

もう”さすが”の一言。


関西の方は喋りが達者!という点を差し引いても(笑)

皆さん、それぞれの口になさる想いと、そう思うに至った理由、経験などを伺っていると、
思わずぐっとくる瞬間が多々ありました。


それを伺っていて思ったのは、

やはりその人の想い、信念ほど心に響くものはないな、ということ。


研修でも”何をするか”より、”なぜそれをするのか”と言った自分の中のwantを語ることの大切さを
お伝えしています。

ここに、正解も不正解も、良いも悪いもないのです。


その方のこれまでの経験や悩み失敗、そして嬉しさなど
様々な大切なものから紡ぎだされた、その人の価値感、想い。


さらに、それを”どうしてもそれを伝えたいんだ”という熱意が合わさると

もう文句なく惹きつけられるのです。


多くの方は自分の中にあるものの価値に気付いていなかったり、
それを過小評価することがあります。


私たちの文化では、自分のことを堂々と語ったりする機会が少なく、
むしろ空気を読んで謙虚に黙っているほうが美徳とされやすいところがあります。


でも、リーダー、そして経営者こそ
ぜひ自分の言葉で、自分の想いを語ってほしい。


その本気の言葉と、在り方が、
部下を惹きつけ、やる気にさせるのだと思います。


私も経営者の一人として、
皆様の想いに強烈な刺激をいただいた一日になりました^^