☆機上での心温まる出来事 | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

昨日は午前中に大阪でアポを済ませ、

そのあと盛岡までの大移動でした。

さすがに距離があるので、
大阪から仙台までは飛行機。

伊丹空港に行くと、こういった路線は飛行機が小型のせいか
滑走路がとっても近いところにある気がします。

目の前でどんどん飛行機が飛び立つ光景に思わず写真を撮りまくる私(笑)

周りから浮いていることはわかっていても、でも飛行機好きなんですよね~(;^ω^)


そして飛行機に乗ってみると、果たして機体が小さくて最後尾も19列まで。

コンパクトならではの、空気感がありますね。

ところが、乗ってみると、ある一人の女の子が大泣きしていました。

2歳くらいでしょうか。一応しゃべったり意思表示はできるものの
まだ分別は全くない年齢

どうやら飛行機に乗るのがいやらしくて、泣きまくっていたのでした。

これは離陸しても収まらず、結局飛んでいる時間の8割くらいは泣いてましたね。

そうすると、大変なのはお母さん。

ただでさえ機内は狭いので、全体に泣き声が響き渡ってしまいます。

気を遣い、一番後ろに立たせてもらいながら、必死で子供をなだめてました。

こういう時って、大変ですよね。。


これだけ長い時間だと、さすがにわが子ながら疲れたり、イライラしたりする人って多いもの。

でもこのお母さんはずっとにこやかに、あの手この手奥の手使いながら
なんとか子供の泣く理由を知ろうとし、気持ちを切り替えられるよう頑張っていました。

時には小さな声で歌ってあげたりもしていたのですが、
その声がとても楽しそうで心地よく、聴いていてなんだか機内が癒されていくような気がしたほど。

今日のフライトは低気圧の影響で、かなり揺れました。
これだけ飛行機に乗っている私でも、正直ビビってしまうほどの揺れ。

子供は気圧の変化に対応できないので、そりゃー泣きたくもなるだろうなぁ、、、
と思うくらいのものでした。

それでも、最後まで粘り強く頑張り続けるお母さんの姿は見事でしたね。

誰のせいにするでもなく、すべては自分事で受け止め
その場でできることを精いっぱいしつつも自然体でした。


最後着陸後、そのお母さんは周りの乗客に申し訳なさそうに、声をかけて謝っていましたが
誰もが温かく、接していました。

私も思わず、”お母さんも頑張りましたね~^^お疲れさまでした!”と声をかけたら

はじけるような笑顔で応えてくれたのが、印象的でした。

やはり、自分の在り方が周りの人の気持ちを変えていくんですね。

ちょっと温かい気持ちになれたひと時でした。