☆売れる人と売れない人の差を決めるのは | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

今日は打合せデー。

朝から夜まで4本の打ち合わせです。

今、その一つに向かう途中で、特急に乗っています。

私のポリシーとして、
可能な限り、打合せは自分で行う、というものがあります。

私が実施する研修はすべてカスタマイズして作っていくので
先方様のご要望やリアルな声を聴くことがとても大切。

間に誰かが入って聴いてきてもらうと、
微妙なニュアンスが伝わらなかったり、
もう少し深堀して聞いてきてほしかったことがわからなかったりすることがあります。

これは講師が打ち合わせに行かない限りなかなかわからない点もあるので
仕方がない。

なので、先方様とのご都合がつく限りは
自分自身で直接話を聞きに行っているわけです。



私自身、若く駆け出しだった頃、
自分の師匠に当たる講師の研修の営業や打ち合わせに代わりに行くことが多々ありました。

その時に思ったのは、こういった商品の場合、自分が講師ではないと売るのはなかなか大変だろうな、
ということ。

商品に形がない上に、登壇するのは別の人、となると
なかなかその良さなどが伝わりにくいのです。

でも、これって他のどんな業界でも同じことが言えますね。

ほとんどの商品は、作った人と売る人が別であることが多いもの。


そこで、売れる人と売れない人に分かれるのですが、

その違いはどこにあるのか。


もちろん、営業としてのレベルやスキルもありますが、
最も大きいのは、商品にほれ込んでいるかどうか、だと思います。

自分自身がその商品にほれ込んで、その魅力を自分の言葉で熱意をもって伝えられるかどうか、ってかなり大きい。


もちろん、商品にはいろいろなものがあります。
中には、世間の客観的な目で見ると、イマイチ・・・というものもありますよね。
うちのこれじゃなくて、他社のあっちだったらよかったのに・・・なんて、声が
世間からも聞こえてきそうですね。


でも、一方で
商品そのものが最初から魅力的であれば、営業なんていらない、と思うのです。

営業として本当に凄腕の方、というのは
どんな商品を与えられても、その良さを探しだし、それが自分のお客様にとって
どんな価値があるか、を訴えかけることができる。

ここが凄腕と普通の人のちがいなのかな、と思います。



目の前のものに全力で惚れ込んでいける、それも才能の一つなのかもしれません。

そして、その自分の目を信じることも大切。

ぜひ、自信をもってたいせつな価値をお届けできる自分でありたいものですね。