☆伝える側の意図をイメージする | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

家のバスルームから水が下の部屋に漏れているらしく、そのチェックと工事で一日中修理のエンジニアが出たり入ったりしていました。

私も今日は家で仕事を進めたい日だったのでずっといたのですが、
その音がスゴイ(;^ω^)

何本か日本に仕事の電話をしたのですが、まるで道路工事現場の横からかけているかのような騒音・・・。


明日もこの工事は続くのですが、早く終わるといいな~。



今日夕食の時に、子供と今回のデモの話をしていたときのこと。


日本でニュースを見ているとものすごいことが起きたように感じて、すごく心配になるんだよね、、、というと、

息子君、”そういえば、国語の教科書にそんなことが書いてあったよ”とのこと。


教科書に??と思って見せてもらうと、それは池上彰さんの文章でした。

いやー今の時代は池上彰さんは教科書にも登場しているのですね。

まずはそこにびっくりし、納得でした。


読んでみると、さすが池上彰さん、と思わせるような文章です。

相変わらずのわかりやすさに加えて、実にシンプルに論点を絞り、中学生でも誤解することがないように工夫されている印象でした。



メディアと上手に付き合うために、というタイトルの書下ろしで

新聞・テレビ・インターネット、それぞれのメリットデメリットをあげ、
それぞれの特性をよく理解したうえで、活用することの大切さを書いていました。

そして、その情報を有効に活用するためには、自分なりの問題意識をもって読みこなさないと、大失敗することもある、と警鐘も鳴らしています。



私たちは普段メディアが発信していると、ついついそれがすべて正しいかのように錯覚しますよね。

特にテレビは映像もあるので、簡単にそう思い込んでしまいますが
この一連のデモの報道から、一部だけをクローズアップして、編集したものが流れているのだ、とよくわかりました。

大変さ、を伝えたいのでしょうけど、いたずらに世間の不安をあおっているような気がして、あまり好きにはなれませんが。


テレビを見るときには、これはどの様な意図をもって制作したのだろう、という視点を持つことが大事、とありました。

これは報道を見るときだけではなく、さまざまな場面で大切ですね。

極端言うと、国語等の試験問題を解くときでも、同じ。

出題者は何を答えさせたかったのだろう、、、、と考えると、自ずと答えがわかるんですよね。


伝える側の意図をイメージしてみる、

これは伝える力、伝わる力を養ううえで、とても良いトレーニングだと思います。

と、いうことで
私も明日からニュースを見るときに、ちょっとイメージしてみようかな、と思います^^