☆新年あけましておめでとうございます | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

皆様、新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


お正月はいかがお過ごしでしょうか。

私は今年バンコクでお正月を迎えました。

とはいうものの、こちらでは本当のお正月は4月のソンクランなので
今日から会社も活動し、すっかり日常が戻ってきています。

大みそかからバンコク市内のホテルに宿泊して年越しをしました。

と、言うのは花火がとてもきれいだと聞いたので。


思い立ったのが遅かったので、ギリギリでホテルを予約したのですが
お部屋は一応エクゼクティブスイート!!
一応ホテルも、花火の上がる川沿いで、高級とされているところ。
取れてよかったーとワクワクしながら出かけました。

ついてみると、お部屋がひろーい!!
おーっいいんじゃない??


お部屋、設備、ロケーションといった、ハード面はとても素晴らしい!
もちろん、スタッフもお人柄はとてもいいのですが
お仕事の仕方は、、ここはタイなので、日本のようにはいきません。

ここで、今回なるほどね、と学んだのは
仕事の頼み方。


実はお部屋に入ってみたら、エキストラベッドが入っていなかったのです。
アメニティも全部二人仕様になっていて、歯ブラシ至ってはなぜか1人分のみ。

仕方なく、電話をして3人なので入れてくれるように頼みました。
もともと大人3人ということで、予約してあるんですけどね。。。

ところが、夜6時を過ぎてもまだ入らない。
仕方なくもう一度電話をしたらとりあえず、まるで10台の女の子といった感じのルーム係りがやってきた。

ベッドは別の担当なので、15分後に持ってくるとのこと。
そこで、その女の子にアメニティが足りないことを伝えたのです。


わかったようなわからないような顔をしていたのですが、
できた!と言われたので見に行くと、ほとんど何も足りない(^▽^;)


どうやらいっぺんに言われても、できないらしい。
なんどか指示を出してわかったのですが、
たくさんいうと忘れちゃうんですね。

最初の一つ目はだいたい大丈夫で、2つ目はちょっと危なくて
3つめはほぼアウト。

そこで、1つずつ言って、かなりの時間をかけながら
取りあえずスリッパやバスローブの数までそろったのです。


そのあと、コーヒーセット(エスプレッソマシーンなどがあるのですが、これまたすべて二人分しかない)のコーナーに連れて行って指示をすると、
これまた絶対にわかっていない顔。

そのあとに、ベッド持ってきた若い男性に同じことを伝えてみたら、
今度は何を持ってくるかを復唱しながら確認したのです。

そして、取りに戻り、持ってきたのはほぼ足りていました。

なるほど!!当たり前のことだけれど、復唱の重要性を改めて感じましたね。

本人も本当にちゃんとやろうとしている人は、確かに復唱して確認しますもんね。

ごく基本だけれど、ついつい部屋のレベルをみて、事前期待が上がってしまい、
いつもの日本の感覚で
言えばできるはず、と思い込んでしまっていたなぁ、、、と思いました。

これは仕事でも同じですよね。
このくらいはできるよね。。。と新人相手に普通のつもりで指示を出しても
相手がわかっていなければ、何にもならないですね。

仕事だもの!このくらいはちゃんとやろうよ。。。と
私たち先輩世代は思いたいのはやまやまですが、

きっちりと、最後までやってほしいのが目的であれば
ちょっと手間をかけてでも、相手ができるように指示をしたり、
確認して、育てたほうがやはり結果的にはできるようになる。


この辺りは、タイの現地法人で毎日仕事をし、タイ人スタッフとも一緒にやっている夫は、さすがによくわかっていました。

私はわかっているつもりでも、ここ最近新人レベルの人と接していなかったので
ついつい忘れてましたね。

なるほど…と思った、新年の幕開けでした。