皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月はいかがお過ごしでしょうか。
私は今年バンコクでお正月を迎えました。
とはいうものの、こちらでは本当のお正月は4月のソンクランなので
今日から会社も活動し、すっかり日常が戻ってきています。
大みそかからバンコク市内のホテルに宿泊して年越しをしました。
と、言うのは花火がとてもきれいだと聞いたので。
思い立ったのが遅かったので、ギリギリでホテルを予約したのですが
お部屋は一応エクゼクティブスイート!!
一応ホテルも、花火の上がる川沿いで、高級とされているところ。
取れてよかったーとワクワクしながら出かけました。
ついてみると、お部屋がひろーい!!
おーっいいんじゃない??
お部屋、設備、ロケーションといった、ハード面はとても素晴らしい!
もちろん、スタッフもお人柄はとてもいいのですが
お仕事の仕方は、、ここはタイなので、日本のようにはいきません。
ここで、今回なるほどね、と学んだのは
仕事の頼み方。
実はお部屋に入ってみたら、エキストラベッドが入っていなかったのです。
アメニティも全部二人仕様になっていて、歯ブラシ至ってはなぜか1人分のみ。
仕方なく、電話をして3人なので入れてくれるように頼みました。
もともと大人3人ということで、予約してあるんですけどね。。。
ところが、夜6時を過ぎてもまだ入らない。
仕方なくもう一度電話をしたらとりあえず、まるで10台の女の子といった感じのルーム係りがやってきた。
ベッドは別の担当なので、15分後に持ってくるとのこと。
そこで、その女の子にアメニティが足りないことを伝えたのです。
わかったようなわからないような顔をしていたのですが、
できた!と言われたので見に行くと、ほとんど何も足りない(^▽^;)
どうやらいっぺんに言われても、できないらしい。
なんどか指示を出してわかったのですが、
たくさんいうと忘れちゃうんですね。
最初の一つ目はだいたい大丈夫で、2つ目はちょっと危なくて
3つめはほぼアウト。
そこで、1つずつ言って、かなりの時間をかけながら
取りあえずスリッパやバスローブの数までそろったのです。
そのあと、コーヒーセット(エスプレッソマシーンなどがあるのですが、これまたすべて二人分しかない)のコーナーに連れて行って指示をすると、
これまた絶対にわかっていない顔。
そのあとに、ベッド持ってきた若い男性に同じことを伝えてみたら、
今度は何を持ってくるかを復唱しながら確認したのです。
そして、取りに戻り、持ってきたのはほぼ足りていました。
なるほど!!当たり前のことだけれど、復唱の重要性を改めて感じましたね。
本人も本当にちゃんとやろうとしている人は、確かに復唱して確認しますもんね。
ごく基本だけれど、ついつい部屋のレベルをみて、事前期待が上がってしまい、
いつもの日本の感覚で
言えばできるはず、と思い込んでしまっていたなぁ、、、と思いました。
これは仕事でも同じですよね。
このくらいはできるよね。。。と新人相手に普通のつもりで指示を出しても
相手がわかっていなければ、何にもならないですね。
仕事だもの!このくらいはちゃんとやろうよ。。。と
私たち先輩世代は思いたいのはやまやまですが、
きっちりと、最後までやってほしいのが目的であれば
ちょっと手間をかけてでも、相手ができるように指示をしたり、
確認して、育てたほうがやはり結果的にはできるようになる。
この辺りは、タイの現地法人で毎日仕事をし、タイ人スタッフとも一緒にやっている夫は、さすがによくわかっていました。
私はわかっているつもりでも、ここ最近新人レベルの人と接していなかったので
ついつい忘れてましたね。
なるほど…と思った、新年の幕開けでした。