中村元紀の徒然なる日々 -2ページ目

中村元紀の徒然なる日々

踏出せば、その一歩が道となる・・・迷わず行けよ行けば解かるさ!!

俳優中村元紀のブログ日記




横浜、神奈川芸術劇場へ
KAAT「ライカムで待っとく」を観に行く


観劇のマナーとして
ランチは当然鉄板のカレー🍛
中華街へ行っても、ラーメンや点心には目もくれずに、カレーを喰う!!!

スパイスカレー輪心さん
塩チキンとトマト鯖のW盛り
大変、美味でありました🐸✨




さて観劇「ライカムで待っとく」


我が心の友、前田一世は
相変わらずの安定感のある狂気爆発(笑)
前田のそーゆーとこが大好物✨

ちなみに俺には「狂気」は備わって無い

ジョーイやフィル、グレンに「ゲンキはクレイジーだ!」と言われてはいたが、これは狂気とは違うモノなのだ
役者として自分の中にそーゆー因子が無いって事は残念ではある😥

前田とは、かれこれ27年前スペインの劇作家フェデリコ・ガルシア・ロルカの半生を題材とした平山一夫先生が脚本/演出の「ロルカ」っという舞台で出会った

優等生の前田はロルカ役、
作中、半裸で笑いながらスキップしていた・・・今考えても正気の沙汰では無いが、前田の中には役者にとって重要なファクターたる狂気があの頃から確かにあった

一方、俺はと言えば、
セリフもロクにない端役を5つくらい掛け持ちの上、稽古中も代役ばかりやらされていた・・・当時の僕には真面目で一生懸命くらいしか持ち物が無かったのだ(笑)



さて話を「ライカムで待っとく」に戻そう


この舞台には南里双六くんも出演している
南里くんとは「よろこびのうた」で共演している(その時は長本批呂士って名前だった)

俺主観だが、南里くんにもフッとした瞬間に闇が垣間見える気がする

で、
このライカムで待っとくでの南里くんが本当に素晴らしかった!!
沖縄出身の彼が、
沖縄を題材とした作品に出演する
これ以上の説得力は無いよね
彼の放つ空気感が確実に作品にリアリティーを加味していたと思う
彼の演じる謎のタクシードライバーが語る
「境界線など無く、そこには水平線があるだけです・・・」ってのが刺さった🐸✨

現実と虚構が交錯する中で、
優しい雰囲気から覗く闇がとても良い薬味になっていた

心の境界線を越えるとかどーとかー
って青臭いのも悪くはないが
現実と真実はもっとシビアで暗くて深い

エンタメというフィルターを通して
メッセージを問う
演劇の持つ意味も感じさせる舞台でした😁

かねてより念願だった!

You Tubeチャンネル

『ニッキとかっちゃんねる』に名前だけ出演しました(笑)


イヤイヤ!!!

名前だけでも超嬉しいよ🐸✨


話題に上げて頂きありがとうございます!





2004年、18年前の夏は暑かった☀
とても濃厚で濃密な時間でした!!!
ここでの出会いは僕にとって、
本当に掛け替えのない貴重な財産です🐸✨


次は2009年の『SHE LOVES ME』の時に、

いるんだよ
また!
後ろにぺぺが!!

って言われてぇーなーー(笑) 
 
 



久し振りのブログ更新

書くこと(書けること)が無い時は書かないが基本スタイルです
ネットやSNSやらと上手に付き合う秘訣は、
余計なことは黙して語らずコレに尽きると言うのが僕の持論です😆




観劇してきました!

声優の河原木志穂さんと、
同じく声優、松本さちさんが主演にして主催の舞台公演

Matsu-Ragi丸 第三回公演

『MERDE』

今日は初日!
無事に幕が上がって良かったね✨
予想外のダブルカーテンコールに、
出演者一同が目を白黒させてるのが微笑ましかったです😆


思い起こせばその昔、
僕は声優を目指して高田馬場にある養成所で学んでいた、河原木志穂さんはその時の同期生であり、そこからの友人なので彼女とはかれこれ・・・30年近い付合いになる

彼女は優等生で着実にキャリアを積み現在もプロの声優として活躍なさっている、
逆に僕はとんでもねー劣等生で早々に声優業界に挫折してドロップアウト、
今では歌って踊るミュージカルな🐸です(笑)

そんな出会いから、
付かず離れずなんとなく交流は続き
僕の出演する公演を観に来てくれたり
彼女の主催するイベントの振付やステージングを手伝ったり

気付いたら30年近く時間が過ぎていた

思い出すのは、
その養成所の研究発表公演、
下北沢のOFFOFFシアターって変なところに柱のある劇場で上演する「ゴジラ」ってお芝居のヒロインに彼女が抜擢された事だ!!
当時、ろくに観劇もしたことの無い、演技の何たるかも知らない素人同然の🐸は、
舞台演劇の面白さと、彼女の演じるゴジラに恋しちゃう可憐でファンキーなヒロイン「やよい」に魅せられたものだ😍

余談だか、
この大橋泰彦著の戯曲「ゴジラ」はとても愉快なコメディ芝居です🦖



そして観劇のワンセット、
劇場のすぐ近所にある欧風カレーイナバさんのカツカレーは絶品なのでした🍛





観に行ってきました!
14年振りに帰ってきたあのミュージカルです!!
「ピーターおかえり!!!」
舞台を観て・・・こんなにも純粋に楽しんで、
興奮したのは本当に久し振りです🐸✨


なにが凄いって!!!
リカさん、ツレさん、ピンキーさんの御三方が、
初演当時のテンションのままご出演されていることです。
皆さま、
ピーターとこのミュージカルに惚れ込んでいる!!
何故解るか??
だって俺も同じだからね🐸✨

リカさん本当に美しい😍
ライザ・ミネリ輝いておりました!

ツレさんチャーミング🤩
ジュディー・ガーランドまさにその人の如き迫力!

そしてピンキーさん😭
「Don't Cry Out Loud」痺れました染みました!!

この3人の鉄壁の布陣に囲まれ、
円熟味増し増しのピーターが文句無しの素晴らしさ!
14年振りピーターからは余裕が感じられた、
安定感ある落ち着いたトーンで、随所で客席へ語りかけ、グイグイ物語へと引き込んでくれる!!
セリフにも歌にも貫禄すら感じた。
左足の故障もあるのかもしれない、でもそんなモノ微塵も感じさせなかった!!!
仕上がっていた! 完の璧に仕上がっていたぞ!!!


役者をやっていると、
好きな作品や思い入れのある作品に出会う、
この「THE BOY FROM OZ」も間違いなくそのひとつだ・・・良い作品は演者に火を付ける🔥
客席で観ていて身体が熱くなった!!!
オイラは17年前の初演から3回出演させて頂いた、
その時の想い出が猛烈にフラッシュバックして、身体を駆け巡ったね⚡

三年前、僕は愛媛に行っていてオーディションには参加出来なかった。
でもそのお陰で、長年の夢だった「THE BOY FROM OZ」を客席から観るという願いが叶った😁
このミュージカルは、
舞台上に出ても、客席から観ても、どちら側から触れても最高のミュージカルでありました!!


演者が惚れ込んで惚れ込んで、
その作品を磨き上げた時に、その作品は「名作」になるのではないだろーか?

この作品はブロードウェイ版では、
あのヒュー・ジャックマンが主演してトニー賞を取っている・・・が、ヒュー・ジャックマンのワンマンショー的な作品になり評価はイマイチだったらしい(笑)


絶対に日本版は上を行ってるぞ!!!
17年掛けて磨き上げた、
坂本ピーターの「THE BOY FROM OZ」は紛う方なき名作です!!!!


漫画家であり、

アーティストであり、本質翻訳家でもある。

山田玲司さんの個展に行ってきた🏃💨


YouTubeで『山田玲司のヤングサンデー』と言うチャンネの動画を欠かさず見ている。

ちなみにこのYouTubeチャンネを見るきっかけは、

高校生頃に読んでいた「Bバージン」と言う漫画が好きだったからだ🤩✨


個展のタイトルは「宗教改革」

世に蔓延る既成概念を打ち壊そうってことらしい。


この蒼が「インディゴ」って名前だって、山田先生の作品に教えて貰った。






普段、現場でゴリゴリの芸能人の方と一緒になっても、
全然平気なのですが、
初めて生でお会いする山田先生は後光がすごくて✨
もーなに話して良いのか(笑)
会場でお話をしている人々を「スゲーな!!」って羨望の目で見つめていました👀
タイミングをはかり、勇気を出して、
帰り掛けに「ありがとうございました!」って言うのがやっとでした💦

会場のジンナンハウスは、
渋谷とは思えない静かで美しい異空間で、日差しも気持ち良くお茶がとても美味しかった☀

もしもまたこう言う機会があったならば、
今度は思い切って話し掛けてみよー🐸✨