横浜、神奈川芸術劇場へ
KAAT「ライカムで待っとく」を観に行く
観劇のマナーとして
ランチは当然鉄板のカレー🍛
さて観劇「ライカムで待っとく」
我が心の友、前田一世は
相変わらずの安定感のある狂気爆発(笑)
前田のそーゆーとこが大好物✨
ちなみに俺には「狂気」は備わって無い
ジョーイやフィル、グレンに「ゲンキはクレイジーだ!」と言われてはいたが、これは狂気とは違うモノなのだ
役者として自分の中にそーゆー因子が無いって事は残念ではある😥
前田とは、かれこれ27年前スペインの劇作家フェデリコ・ガルシア・ロルカの半生を題材とした平山一夫先生が脚本/演出の「ロルカ」っという舞台で出会った
優等生の前田はロルカ役、
作中、半裸で笑いながらスキップしていた・・・今考えても正気の沙汰では無いが、前田の中には役者にとって重要なファクターたる狂気があの頃から確かにあった
一方、俺はと言えば、
セリフもロクにない端役を5つくらい掛け持ちの上、稽古中も代役ばかりやらされていた・・・当時の僕には真面目で一生懸命くらいしか持ち物が無かったのだ(笑)
さて話を「ライカムで待っとく」に戻そう
この舞台には南里双六くんも出演している
南里くんとは「よろこびのうた」で共演している(その時は長本批呂士って名前だった)
俺主観だが、南里くんにもフッとした瞬間に闇が垣間見える気がする
で、
このライカムで待っとくでの南里くんが本当に素晴らしかった!!
沖縄出身の彼が、
沖縄を題材とした作品に出演する
これ以上の説得力は無いよね
彼の放つ空気感が確実に作品にリアリティーを加味していたと思う
彼の演じる謎のタクシードライバーが語る
「境界線など無く、そこには水平線があるだけです・・・」ってのが刺さった🐸✨
現実と虚構が交錯する中で、
優しい雰囲気から覗く闇がとても良い薬味になっていた
心の境界線を越えるとかどーとかー
って青臭いのも悪くはないが
現実と真実はもっとシビアで暗くて深い
エンタメというフィルターを通して
メッセージを問う
演劇の持つ意味も感じさせる舞台でした😁