始めたばかりの子は怪我の報告をしてくる子が多いです。
拳の皮がめくれて痛すぎてパンチを打てない。とか、足の皮がめくれて走れない。とのこと。
基本的には僕はその辺の痛みは我慢してもらう方針です。

だって、もっと痛いことやりにきてるのに、
そこで大丈夫?今日は使わなくていいよ。走らなくていいよ。
は、勿体ないです。
全部の練習に参加できないのもそうですし、皮がめくれたくらいでできなくなってたら、次も皮がめくれたときその時も休まないといけなくなっちゃいます。

そのくらいの痛み、我慢できる子に育ってほしい。と思っています。
お父さんお母さんも、子供が痛がるのを可哀想なのはすごくわかります。

けど、可愛がるだけが教育でしょうか。

痛いけど、頑張る。

そう言える子供に育ってほしいと思いませんか?

子供はとても強いです。けど甘えん坊です。

我慢できるけど、お父さんお母さんには甘えちゃいます。

そこを毎回寛容してしまうと癖になってしまうんですm(_ _)m


僕はビアガーデンの雇われ店長をやっていた事もあるんですが、バイトの子が転けて擦りむいて、血が出てるので帰ります。と言われました…笑


ダメです!!こんな子に育ててはいけません!笑


空手は他の競技と比べて、痛い、キツいことが多いです。
けど、しっかりやってくれた子は他の競技にいっても大成してくれます。

なぜなら、心が強いから。

今中級、上級に出てくれている子たちは、どんなに痛くても、辛くても、気持ちが折れることはありません。

このレベルになってくると、どんなに痛くても自分では痛い、しんどいので休みます。とは言いません。
そこは、僕がしっかり見極めなければいけないところだと思います。
最近頑張る子たちが増えてきて、

ああ、僕がやりたかったことってこういうことやったんやなぁ。て心から感じます。

現代の陰湿ないじめ、パワハラ上司、世の中の辛いこと全てに立ち向かえる。
そういった子たちを育てたい。
どんな辛いことがあっても大丈夫。君たちは強いから!!

初級の子たちも、上の子たちのように優しく、強くなってくれたらと思います✨