遺されたもの | ここから青空

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日々の暮らし 身近なできごと 大事な思い

遺品というほどのものではないけれど

 

目にするとき 使うときに 思い出すものたち

 

 

たとえば

 

次女わんこの体調管理のために 買っていた 整腸剤 使いかけ

 

 

体調不良をなんとか乗り越えたいと

 

夫が買っていた 養命酒 飲みかけ

 

「これ使うと 調子が上がる気がする」と使っていた ウコン 使いかけ

 

ウコンの袋のように(ジップロックのように) 使うたびに上側を閉じられる食品袋を

 

「最初に開けるときには ハサミできれいに切らないで欲しい」といわれたこと

 

指先が利かなくて うまく開けられなくなっていたのもしれない

 

使い捨てライターも 硬くて押せないというので買ったのは

 

軽い操作で着火できるタイプ

 

 

 

そういうちょっとしたものと その思い出が 遺されている家

 

 

 

亡くなる1週間前でさえ ALSだとは夢にも思っていなかった 私たち

 

 

ALSの発症からの平均余命

 

夫が 半年程度という 遥かに下回る とても短い日数であった分

 

現在 戦っている方は 遥かに上回り 長く長く…と願います