暗闇の存在33歳にして自分の立ち位置に疑問を持ったのだった。正確には、トラックで配達をするサラリーマンという生き方に入社4年目くらいから薄々感じ始めていた。だが、気がつかないふりをしていた。辞めた後の暗闇に突撃するのが怖かったから。つづく