伊達直人はどういう人なのだろうか?


 最初は「あしながおじさん」がアメリカの小説で、孤児院の少女を支援したので、日本版の孤児院を支援する人として、漫画のタイガーマスクの主人公の伊達直人にしたのかなと思った。


 粋な男の品のある洒落。


 でも現代の「伊達直人」は、「あしながおじさん」のようなお金持ちではなく、やはり伊達直人のように、孤児ではないが児童相談所に預けられた育児放棄されたさせられた人かその親としたら、切ない思いがする。


 痛みや苦労をした人が共感する支援の輪にも感じてきた。みんな不景気で余裕が無くなり世知辛い感じがするが、ちょっとしたきっかけで他人に慈悲がかけられる人は沢山でてくると、そういう人がいると判るだけで、少し温かみを感じるのは気のせいかな。


 日本の子ども手当の使いみちでは本来の主旨に沿わず、生活費の補てんに使う人は受給者の11.4%で、国債で調達した約5兆円の子ども手当のうち、約2.5兆円は国債より低金利の貯蓄に回され、約2兆円は本来の主旨とは違う用途に使われる。そういう現実を内閣府が調査しても、民主党は子ども手当を断行すると言う。日本は政治家が選挙で勝つための政策しか行なわれない悲しい国と感じる。

 こういう状況では自分のお金(税金)が思うように使われないと「伊達直人」のような匿名寄付が今後も増える気がする。日本の子どもも親任せではなく国が育てるべきではないかと思う。個人へのばら撒きは止め、親に購入を実質義務付けているものは、子ども手当で出しても良いのではないかと思う。給食費だけでなくランドセルや制服まで無料化しても良いのではないか。学校の部活動、補習など授業の勤務時間外の教師支援などの学校予算に充てても良いと思う。

 より美味しい給食やレベルの高い教育を求める親子は私学や塾に行ってもらえば良い。少なくとも子どもが学校に行けば躾から教育まで最低限の教育を施す環境をつくるべきである。かつ補助教師採用で雇用をつくって欲しい。今の使い方では折角の国の金が死んでしまう。