久しぶりに映画を観ました。
最近、どうも
目が悪くなって……
いやあ、本当は
眠ってしまいそうなので……
観たのは
名古屋の伏見ミリオン座にて
「裸足の季節」
です。
殆ど前知識無しで
観に行きました。
知っていたのは
フランス=トルコ=ドイツの
映画であることくらい。
冒頭、
女性教師が転任することとなり、
泣きじゃくる女生徒が
出てきます。
女性教師から
「かわいいラーレ」
と言われます。
「ラーレ?
変わった名前だなぁ」
漠然と
そう思っていました。
その後、
女生徒数名と
男子生徒同じく数名は
制服を着たまま
海になだれ込みます。
濡れたブラウスが
肌に張り付く……
透けて見える
ビビッドな色の下着……
おお、
フレンチ・ロリータやん。
そう云う映画やったんか?
でも、
場内に入る時に見た客席には、
その手の映画が好きそうな
オジサマ以外に、
女性客が大勢居たような。
あいや、
夫婦連れと思しき
二人だって
居ましたし……
いやいや、
それどころか、
喋っているのは
明らかにフランス語では
ないなぁ。
その後、
帰宅した女生徒全員は
祖母に叱られます。
五人姉妹でした。
台詞から
両親亡き後、
叔父の家に
引き取られたようです。
男子生徒と海で遊んでいたことを
祖母に伝えた
近所の女性に
「クソ色の服を……」
と絡みます。
その女性の服は、
明らかにムスリムの服。
叔父が出て来ました。
鼻の下に
たっぷりと髭を
蓄えています。
イスラム教に拠れば、
神が男性に与えた髭、
ゆめゆめ疎かにするべからず。
どうやら
全員ムスリムのようです。
イスラム教区として
かたまって生活しているのでしょうか。
で、
こんな私が
舞台はトルコである、
と解ったのは、
映画も中盤を越えた頃です。
結婚したくないと言う次女に、
五女(例のラーレです)が
「逃げ出せばいい」
と言う場面。
「何処へ?」
と訊く次女に
「イスタンブール」
と応えます。
「駄目、運転できない」
と次女は諦めます。
その後、
ラーレは運転を覚えようと、
家の自動車の運転席で
一人試行錯誤を
繰り返します。
でも、
アクセルを踏むことしか
知りません。
マニュアルトランスミッションなので、
クラッチを繋げなくてはならないのですが……
まあ、
教えられないと
気付かないでしょう。
三女の婚礼が決まりました。
祖母に従うと決め、
平静を取り繕おうとします。
でも、
その後の三女は
食べまくっています。
明らかに過食症です。
これ以上
ストーリーに触れるのは
止めておきますね。
今回は
前知識もなく、
更に
購入したパンフレットに
目を通す暇も無く、
映画が始まったので、
実に新鮮な見方が出来ました。
とてもいい映画でした。
私は
人と感覚がずれているせいか、
なかなか「当たり」
に会わないのですが。
ちょっと心配なのは
「だからイスラム教は駄目なんだ」
と考えも無しに言う輩が
うじゃうじゃ湧いてこないか、
と云ったことです。