前回のブログにも
書いたように、
美術展の招待券を2件、
各2枚ずつ
貰いました。
で、1枚は自分で使い、
もう1枚は撮影会のモデルさんに
お礼の意思と感謝をこめて
差し上げました。
1枚は
三菱一号館美術館の
「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」
三菱一号館美術館は
東京駅近くの美術館で、
これまでも結構
観に行っています。
丸の内口から
三菱一号館美術館。
八重洲口から
ブリジストン美術館、
ハシゴしたものですが、
今はブリジストン美術館が
閉鎖中で
ちょっと寂しい……
ジュリア・マーガレット・キャメロン女史は
写真黎明期に
娘さんからプレゼントされたカメラで
身近な人や著明な人を
写真に収めた方です。
フィルムは売られておらず、
ガラス板に薬剤を塗って、
それが乾く前に
撮影しなければなりませんでした。
「ペリーヌ物語」で
ペリーヌの父が、
父亡き後は母が、
撮っていた写真、
と云うとイメージしやすいでしょうか?
喩えが古いでしょうか?
まあ、写すだけで
大変な時代でした。
すると、写真家の腕は
如何に薬剤をムラなく、
ガラス板に付加をかけず、
正確な露出、
的確なフォーカシング、
と云った技術に関して
注目されました。
で、件のキャメロン女史は、
そう云った技術面より、
絵画と同様の芸術面に
心血を注いだ方です。
展示は9月19日、
来週の月曜日までです。
月曜日は休館なのですが、
祝日なので。
その日が最終日です。
もう1軒は、
森アーツセンターギャラリーの
「Louvre No,9~漫画 9番目の芸術」
はい、バンド・デシネです。
今世紀になって
バンド・デシネも芸術だ
と云う意見が出てきました。
「ジョジョの奇妙な冒険」の作者
荒木飛呂彦氏が数年前、
フランス向けに
「岸辺露伴、ルーブルへ行く」
を描きましたね。
欧州の漫画は、
時間の流れを含んだ
絵画の連続ですね。
1枚1枚の絵の完成度が
とても高いのです。
印刷や装丁も
かなりコストをかけています。
日本の漫画は、
週刊や月刊で出され
読み捨てられていきますね。
大量生産
大量消費です。
雑誌の印刷が悪くても、
「どうせ単行本が出るから」
と、気にしません。
今回は
米国のコミックは
対象外でした。
3者を見比べてみると
面白い発見が
できそうですね。
今回扱っているバンド・デシネは
ルーブル美術館を
話に入れてあること、
と云う縛りがあるそうです。
で、展示されていた作品は……
少々がっかりな点が。
バンド・デシネの中に
ルーブル収蔵の美術品が出てくると、
少々できの悪い模写のように
見えてしまうんです。
また、
マリー・アントワネットを
馬鹿姫のように描いてあったものも。
この見方は古臭いでしょう。
それと
これは今回の展示以外に
欠点が。
日本の漫画家は
縦描きなので、
開いていく向きが
逆です。
コマを見る向きも
右から左。
ちょっと混乱しました。
個人的には、
コントラストを極端に高くした、
白と黒、
グレーも斜線も点描もなし、
の作品が好きです。
ああ、森アーツセンターギャラリーは
初めてです。
森美術館には1度だけ。
六本木は苦手です。
展示は9月25日まで。
こちらは最終日が
日曜日です。