今日の昼休み、道でばったりイギリス人の知り合いに会いました。
「元気?」
なんて会話がはじまったのですが、
彼は当たり前のように英語で会話。
私はというと、最近あまり英語を使っていなかったこともあって
なかなか上手く話せませんでした、、、。
昨年の始め、3ヶ月だけ90分/週2回のフランス語学校に通ってみたのですが、
そのとき席が隣だった彼は私と同い年くらいの若手銀行員で、
ジュネーヴには会社の研修で来ているそうです。
フランス語で毎日ひーひー言っている私ですが、さらに英語もダメ。。。
辞書があれば読み書きくらいはなんとか形になりそうですが、
会話となると、まるで鯉のようにパクパク、しどろもどろ。
中・高・大と学校で何をしてきたんだ!
と、もどかしくなってしまいました。
他国の人たちと関わるにはやはり必要不可欠な英語。
特に母国語同士でない場合のコミニュケーションにおいて、
英語は重要項目なのかもしれません。
さて、
私の会社にいる時計師のなかに英語をペラペラ話す人はいません。
というか、全くと言っていいほど必要がないんですね。
もちろんデスクワークや顧客相手の人たちは普通に英語を使っていますが。
外国語を話す機会は、意識するか、必要に迫られないと作れないもの
なのでしょう。
そのイギリス人の彼は、フランス語がキツいとぼやいていましたが、
”郷に入れば郷にしたがえ”の言葉どおり、外国に来たらその国の言葉を
使ってみることが、早く場所になじめ、文化や習慣を理解する
「遠いけど近道」
になるのではないかな、と思います。
以前同僚だったフランス人の友人が
「日本人はみんな英語を話すのか?」
と質問してきたことがありましたが、そのときは
「上手な人は多いが、みんながみんな話せるわけではない。」
と答えました。
そう言うと、
「なのにどうして、そこらじゅうへ旅行に行ったり住んだりしているのか。
どこの国にも日本人はいる。」
と首を傾げていました。
こういったステレオタイプ風のフランス人に対していつも言っているのは、
「フランス人だってどこへでも旅行するでしょう。
でも日本人はフランス人の3倍もいる。
そのぶん、旅行者も3倍だ。」
、、、。
負けじとその友人は
「まあ、英語は簡単で単純だから、みんな少しは分かるだろう。」
と笑いながら言いました。
まあ、付け加えると、
彼は英語が全く話せないんですけどね。