時計店巡りで2番目に訪ねたのは、
「Chrono-Time」(クロノタイム)という、ロレックス専門店。
ここは、ロレックスとその姉妹ブランドであるTUDOR(チュードル)を
取り扱っている。

(店の外観:傾いて見えるのは坂の途中にあるからです)
ロレックスは生誕から100年を数える、最も人気のある時計メーカー
の一つである。
昔こそ様々なデザインの時計がつくられていたが、
現在は中心となるモデルに手を加えていきつつも、
基本的なデザインスタイルを崩さないその普遍性から、
「時計といえばロレックス」
と言われるまでになり、またオン・オフ問わず実用的でもあるので、
世界中で根強い人気を誇る。
スイスではBienne(ビエンヌ)という街に本社があり、
スイス国内で2番目に従業員数の多い会社でもある。
(ちなみに1番はMigros/ミグロ、というどこの街にも必ずあるスーパーです)
ジュネーヴには大きな時計製造工場が建っていて、
ここで働いている友人に聞くと、とても環境が良く、
仕事も分業制で非常に効率のよい生産ラインのようである。
駐車場やレストランもしっかり完備されているそうだ。
少し話を戻して、、、お店にはいってみると、
店内スペースは細めの楕円形になり、左右の壁に美術品のように
時計がディスプレイされている。
ガードマンがひとりと、みたところベテランらしい女性販売員がひとり。
早速ロレックス・デイトナ/ステンレスモデルを出してもらうよう
お願いしてみた。
が、あいにく在庫は一本もなく、
入荷時期も未定。
しかも驚いたことに現在は予約リストが膨大になり、
予約を一切受け付けてないという。
価格は8800スイスフラン(約¥80000)の正規価格。
はっきり言って高いけど、安いです。 ?
というのは、このモデルは非常に人気があり、
正規価格での入手は困難を極める。
日本でも、あまりはっきりしない入荷時期に運良く来店するか、
予約にこぎつけるか、あるいは知り合いなどから工面してもらうか、、、
いずれにせよ難しい。
そのため、いわゆる「プレミア価格」のようなものがついていて、
ネットでも100万円越え、店頭でも110万円~140万円はくだらない、
仰天プライス。
デイトナは白文字盤タイプと、黒文字盤タイプがあるが、
日本では(世界的にも)黒文字盤の方が手にしづらく、
また価格も上乗せされる。
中古時計でセカンド(かどうかはわかりませんが)ものを買うにしても
やっぱり簡単ではない、、、。
この時計に関しては、スイスで購入できたら圧倒的にお得である。
しかし、店員さんも「ま~たデイトナ探してる客が来たわ、、、。」
という雰囲気をなんとなく漂わせていたので、
笑顔とともにお礼を言ってでることにした。
でも、在庫にあったロレジウム素材モデルもなかなかよかったと思う。
さて、続けて書きたいのですが長くなってきたので、最後の訪問店は
次回の記事にしたいと思います。
今日は友人の家でチーズフォンデュを食べてきました。
久しぶりだったけど、おいしかったです。
テーブルを囲んでみんなで鍋を突っつくのはやっぱり楽しいですよね。