つい先ほど、ZOZOでポチッと買い物をしてしまいそうになりました。
年末に立て続けにクレジットカードのトラブルがあり、もうどう考えてもこれはお金を使い過ぎている注意を促されてるのであろう、と考え、
昨日行ったアウトレットでも子どものモノをメインに我慢。
でも耐え切れずにZOZOですでに買ってしまう。
そしてつい、今も、メールで来た
「売り切れ必至」
という案内をみてついクリック、カートに入れてしまいました。
それは私がとても愛用しているヨーロッパの下着ブランド
Intimissimi
のパジャマのボトムスとハイネック。
下着ブランドだけあって、肌馴染みがよく、デザインも良くて、かつ程よくセクシー。
出張先で出会うヨーロッパの素敵女性には、このインティミッシミのマイクロファイバーや、カシミア混の薄手のトップスをブラの上一枚で着る人が多い。
それがブランドおすすめの着方ですが、下着が透けます。
「ママ透けてるよ、セクシーすぎるって。検閲でアウト!」
と娘に言われますが、これそういう風に着るモノなのです。
「いいの、パリとかミラノではみんなこうなの!」
と言い返すと、納得のいかない様子で、ここは日本だ、とブツブツ。
ブラは、見せるブラ、みたいなもので、
ブラが透けてはいけないなんて法律はなく、
シンプルなデザインのブラがちょっと透けたらくらいでいやらしさはない。
別にいいやんけ。
ヨーロッパに行くと、みんなこのブランドをそういう着方で楽しんでる。
ランジュリーブランドが、ファッションの一角を担ってるのです。
しかも、見た目が可愛いだけではなく、クオリティも良い。女性の体を研究しつくしてる人たちが作っているから、女性目線の居心地の良さがあるんです、縫製も、生地の質感も。柔らかくて、引っかかるところがなく、きつくないのに、ピタッと程よくフィットして気持ちいい。
冬場は、外は寒くても中に入ると暑くなるから、コートの中は薄着が一番。
白いマイクロファイバーのシンプルなブラを着けて、同じくintimissimiの白の薄手カシミア混ハイネック
をデニムと合わせて着て会社に行ったら、
(こんな感じ)
いつも眉間に皺寄せて社内を歩いてるお局社員に睨まれましたw でも気にしない。
今度、膝の手術で入院するのですが、やはりintimissimiのパジャマのボトムスは持ってこうと思ってます。
素敵でしょう?
いつでもどこでも、ファッションは怠らない、そしてファッションには適度にsexyさ、フェロモンがあった方が元気でいられます。
フェロモンというのは生命エネルギーそのものだし、フェロモンが出ている方が動物として、元気でいられます。
病院みたいに、生命力吸い取られ切ったような人がたくさんいるところで、悪いエネルギーに引っ張られないためにはこれくらいパンチのある部屋着が妥当。
ちなみに、フェロモンをアップさせたい人におすすめなフレグランスを最後に一つご紹介。
フェロモンそのもの、という香水の成分がいくつかあります。その一つが、アンバーグリ(ス)、漢字では龍涎香として知られる希少な材料です。かつて中国では、なんらかの形でクジラの体内から排泄された龍涎香が波打ち際に上がることがあり、これを加工するとえもいわれぬ良い香りがすることから「龍の涎」と考えられていた、という、かぐや姫もびっくりな代物。
マッコウクジラの体内でなんらかのきっかけでできる塊なんですが、実物は臭くてたまらなくて、ワキガの塊をものすごく臭くしたような苛烈に臭い匂いがするらしいです。
それを化学的に合成したモノが、アンブロクサン。これを主要な成分としていて、一番うまいこと調香した名品が、メゾンフランシスクルジャンの
https://latelierdesparfums.jp/products/baccarat-rouge-540-extrait-de-parfum-spray
高いんですけどね,,,でも
「ベルサイユ宮殿を歩きながら、かつてのマリー=アントワネットが催した饗宴のマカロンやスイーツの残り香が漂ってくるイメージ」
で作られた、グルマン(食欲をそそる様な美味しそうな香りをさし、最近のトレンド)香水の王様というか、女王?は、これ!って感じです。
どんなにおい?!と思われた方は、東京都内なら伊勢丹か、新宿高島屋で常設されてます。ただ、バカラルージュのスゴいところは、付けた時は全くもって何がいいのかわからないところ。
この香水に出会ったきっかけが、出張先で、アメリカの西海岸支社から来ていた同僚が、ヨーロッパの方がちょっと安いから買って帰ると言ったこと、TikTokなどでやたらバズってるというふれこみだったので、デパートまで付き添って試した時は、全くもって何がいいのかわからなかった。
でも彼女が、ディナーの時に
物凄くいい匂いがして
なにこれ?!と聞いたら、
「だから昼間一緒に試したバカラルージュやねん!言ったやん、ええ匂いやって」
とのたまわる(LAギャルの雰囲気を出すために関西弁にしてみました)。この香水、実際に付けてから数時間経ったくらいが本量発揮で、さらには付ける人の体臭や体温によってまったく印象がかわるんです。
もともと獣臭というか、臭くてしょうがない成分を材料としているところがおもしろいです。ともすると、この香水も「ワキガっぽい」ところが微かにあります。
でも、ムスクとか、フェロモン系香水の主たる成分は、ジャコウネコの性分泌液だったりとか、異性を誘き寄せるための動物のフェロモンが原材料であることが多い。
そういう匂いって、現物は
ゲキ臭
なんですが、それらの臭すぎる匂いたちを絶妙なバランスでサフランなどの良い香りと混ぜると、えもいわれぬ良い香りになるんですね。だから、人間が良い香り、と感じるものはやはりフェロモンなのであるってことです。
とはいえ、日本ではこういったフェロモン、アニマル、グルマン系の香りは大人すぎてあまり流行らない。
日本で流行るのは石けん的な爽やかな匂いが多い。
スカスカで、ベースノートの感じられないフレグランス。私はそういう香りは安っぽくて、合成っぽくて無理ですね。
某香水メーカーのトップのフランス人のおじさまと話していた時、ヨーロッパ人が香水をつける理由は二つ、と言ってました:
1, シラージュのため→ 香水用語で「残り香」を指します。現代の日本人は周りの人の迷惑になる様な残り香を置いて歩くのはあまりよろしくないと感じる。一方、香水の本場のヨーロッパの皆様は、むしろ自分の存在の跡を残していくために香水を身にまとう。自分の残り香で自分を表現するって、大人です。でも、平安時代のお香の文化はそういうものでした。その証拠に、ウードという、今あらためて注目されている成分は、平安時代から人気のあった「沈香」です。
日本人は、元々文化にあったシラージュを近代化以降失って来たのかもしれませんね。復活させましょう、ぜひ。大人の香り文化を。
そして極め付けの二つ目の香水を纏う理由:
2, Séduction
これ、日本語でなんて言えばいいのかわからないんですが、誘惑・口説く、が合わさった様な意味です。フランスのロマンス溢れる宮廷文化ならではの言葉だと思うんですが。そのためだ!と言い切ってました。
日本のZ世代でマルジェラのReplica Lazy Sunday Morningとかがやたらと流行ってるということで、今まで日本では香水はあまり売れなかった市場事情が変わりつつあるなんて言われてます。
でもそのあたりの香水って、「自分で付けていい気分の石けんぽさ」がメインな気がして、
本気と書いてマジと読む
王道香水
とは異なる、お子ちゃま的な香水の「付け方」な感じがしますね。纏うのではなく、香水を「つけてる」だけ、みたいな。
バカラルージュにハマっている私は、似たような香水を色々揃えていて、今の所のお気に入りはこの辺り。
より「ワキガ」ぽさが強烈だけどその分クセになるのはこちら:
こちらには動物由来の成分は入ってないのですが、メイン成分がアンブレットと言われるハイビスカスの仲間の黄色い花から取れる種で、「植物界のムスク」なんて言われており、これまたワキガ系の臭いヤツです
最後にもう一本、これ絶対クサいやつぅ〜♪・
BYREDO のRouge Chaotique
BYREDOの香水は他のはあんまり好きではないのですが、これはいいです。そしてクサい、いい意味で。まさに
赤いフェロモンの混沌
です。
年末年始の衝動買いによかったらどうそ。
ちなみに…女性って、女性ぽさを職場で出すと、
女を武器にしてる
なんて言われない様に、女性らしさを殺すような雰囲気の人が日本では、特に役員レベルくらいになるとすごく多くなる様に思います。でも、どの立場にいても、自分が好きで、自分が心地いいファッションを追求するべきだと思います。
私の好みは、モニカ・ベルッチみたいな、大人の成熟を感じさせる雰囲気。それをあえてやらない、なんて選択肢は取るべきではない。どんな格好をしていようが、ある程度TPOを守り、きちんとしていて、清潔感があれば、良いのです。そして、業務で結果を出していれば、みんなハッピーです。
女性らしい柔らかさ、柔和さ、温かみは、組織の上に行くほどに、実はとても重宝されるモノだと思うんです。やはりどこも上に行けば行くほどに男社会ですからね。
だから、私は自分が心地よく柔らかい素敵な気持ちでいられるお洋服と香りを選びます。
ZOZOでカートに入れたパジャマボトムスとハイネック、どうしようかなぁ...



