どう頑張っても玉ねぎが克服出来ません(><)
まいど、あつしです。
またレビュー書いてみました。
ーーーーーーーーーーー
DIR EN GREY『THE UNRAVELING』
新曲1曲と過去の曲のリメイク6曲が集められたミニアルバム。
まずは新曲「UNRAVELING」についてだが、まず一聴して感じたことは、その難解さである。基本的にはグロウルやシャウトで歌うことのない歌曲ではあるが、特にキャッチーさがあるわけでもないし、美しいメロディーでもない。しかし、妙に癖になるような宗教的な怪しさがある。
最早、いわゆる「良い曲」かどうかで測るような次元ではなく、アートの領域であると言って良いだろう。
キャッチーさは皆無ではあるが、ハマった人にはたまらないという、まさに虜のための曲と言って良いだろう。
リメイク曲に関しては、ここ一連のリメイクのように激変しているものもあれば、大幅な変更はせず、クオリティーを高め、元の曲を強化する目的で録りなおされたものもある。
特に注目したいのは後者の方である。ここ数年の京のヴォーカルの強化は目覚ましいものがあるが、過去の音源と純粋に比べることによって、彼の成長を伺うことが出来るのである。
前作『DUM SPIRO SPERO』あたりから現われてきたことであるが、今回の音源と過去の音源と比べて、京の声に倍音が含まれるようになったのがよく分かる。
彼の高音声に、キーンと突き刺すような響きがあるということに気付いた虜もいることだろう。あれである。
彼の高い声が彼の体にうまく共鳴するようになったのだ。
つまり、彼は今までは、無理矢理叫ぶように高音を出していたが、あまり負担をかけずに高音を出す技術を手に入れたということである。
「かすみ」あたりを聴くと、元の音源よりも伸びやかに歌っているのが分かると思うし、シングル「輪郭」のBメロや大サビでもそれは顕著である。(完全受注生産版のDVDの一発録りの方では、声を張り上げて歌っているが。)
「かすみ」や「THE FINAL」は、好みは分かれるだろうが、原曲と比べると、洗練されたという印象は誰もが感じることであろう。
双方ともヴォーカルが無理のない自然な歌い方で非常に聴きやすくなっているし、ギターソロも追加されてて、味わい深くなっている。
改めて「ギターソロ」というものの存在について考えさせられた。やはり、「ギターソロ」というものは、曲に彩りを与えるので、必要なものだと改めて認識した。
他のリメイク曲に関しては、個人的な好みの話になるのと、インディーズ時代の曲は原曲を把握していないので、今回は割愛する。
ちなみに、個人的な好みを書くと「業」と「鴉」は好き。
今回のアルバムは、新しい方向性を示すような内容では無かったものの、今現在のDIR EN GREYを再認識出来るものである。
前作で打ち出した流れを更に深化させ、過去の作品をリメイクすることにより、今までの自分たちの軌跡までも踏まえて消化していっているように思う。
また次なる進化のために。
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なんか、
いいのかな、これで(;^_^
いいか。
ボン。
まいど、あつしです。
またレビュー書いてみました。
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DIR EN GREY『THE UNRAVELING』
新曲1曲と過去の曲のリメイク6曲が集められたミニアルバム。
まずは新曲「UNRAVELING」についてだが、まず一聴して感じたことは、その難解さである。基本的にはグロウルやシャウトで歌うことのない歌曲ではあるが、特にキャッチーさがあるわけでもないし、美しいメロディーでもない。しかし、妙に癖になるような宗教的な怪しさがある。
最早、いわゆる「良い曲」かどうかで測るような次元ではなく、アートの領域であると言って良いだろう。
キャッチーさは皆無ではあるが、ハマった人にはたまらないという、まさに虜のための曲と言って良いだろう。
リメイク曲に関しては、ここ一連のリメイクのように激変しているものもあれば、大幅な変更はせず、クオリティーを高め、元の曲を強化する目的で録りなおされたものもある。
特に注目したいのは後者の方である。ここ数年の京のヴォーカルの強化は目覚ましいものがあるが、過去の音源と純粋に比べることによって、彼の成長を伺うことが出来るのである。
前作『DUM SPIRO SPERO』あたりから現われてきたことであるが、今回の音源と過去の音源と比べて、京の声に倍音が含まれるようになったのがよく分かる。
彼の高音声に、キーンと突き刺すような響きがあるということに気付いた虜もいることだろう。あれである。
彼の高い声が彼の体にうまく共鳴するようになったのだ。
つまり、彼は今までは、無理矢理叫ぶように高音を出していたが、あまり負担をかけずに高音を出す技術を手に入れたということである。
「かすみ」あたりを聴くと、元の音源よりも伸びやかに歌っているのが分かると思うし、シングル「輪郭」のBメロや大サビでもそれは顕著である。(完全受注生産版のDVDの一発録りの方では、声を張り上げて歌っているが。)
「かすみ」や「THE FINAL」は、好みは分かれるだろうが、原曲と比べると、洗練されたという印象は誰もが感じることであろう。
双方ともヴォーカルが無理のない自然な歌い方で非常に聴きやすくなっているし、ギターソロも追加されてて、味わい深くなっている。
改めて「ギターソロ」というものの存在について考えさせられた。やはり、「ギターソロ」というものは、曲に彩りを与えるので、必要なものだと改めて認識した。
他のリメイク曲に関しては、個人的な好みの話になるのと、インディーズ時代の曲は原曲を把握していないので、今回は割愛する。
ちなみに、個人的な好みを書くと「業」と「鴉」は好き。
今回のアルバムは、新しい方向性を示すような内容では無かったものの、今現在のDIR EN GREYを再認識出来るものである。
前作で打ち出した流れを更に深化させ、過去の作品をリメイクすることにより、今までの自分たちの軌跡までも踏まえて消化していっているように思う。
また次なる進化のために。
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なんか、
いいのかな、これで(;^_^
いいか。
ボン。