これは僕が初めて次世代Windows Longhorn(現Vista)に触れたとき,それに適用されていたテーマ「Plex」をキーワードにネット上から見つけ出したものです.
以下の2ファイルをダウンロードし,解凍してください.
UXTheme Multi-Patcher 5.0
これはダウンロードしたデザインを適用するためのパッチです.
Longhorn Visual Styles Pack 3.0
こちらはデザイン集です.
まずUXTheme Multi-Patcher 5.0.exe(以下UXThemeパッチ)を実行・・・する前に,「I386」フォルダを検索して「$I386」とかにリネームしておきます.
この「I386」フォルダとは,Windowsシステムのバックアップなるファイルが格納されているフォルダです.
実はWindows2000以降のWindowsにはWFP(WindowsFileProtectionSystem)なる機能が実装されていて,ウイルスによるシステムファイル改ざんなどユーザーが意図しないシステムファイルの書き換えが行われた場合,Windowsはこの「I386」フォルダにあるバックアップを使ってシステムを自動回復します.
本来WindowsXPではuxtheme.dllの仕様上ビルドインされているテーマ以外は適用できないのですが,UXThemeパッチを実行しこのdllを改造したものに置き換えることでダウンロードしたLunaデザインを適用できるようにします.
「I386」フォルダのりネームを完了したらいよいよUXThemeパッチを実行してください.
最初にOS環境の確認を求められますので,ご使用の環境と一致するかどうか確認してください.
ウィザードに従ってインストールを進めると,右のようなメッセージが表示された後にWFPがシステムファイルの書き換えを検出しWindowsXPのインストールCDを求めてきます.しかし,uxtheme.dllの置き換えが目的ですのでここではシステムファイルの回復はキャンセルしてください.
これでuxtheme.dllが置き換えが完了し,ダウンロードしたデザインが適用できるようになりました.再起動してください.
再起動後,Longhorn Visual Styles Pack 3.0.exeを実行すれば,デザインがインストールされます.
「画面のプロパティ」の「デザイン」タブから「ウインドウとボタン」「配色」「フォント」を好みのものに変更し,適用してください.