ちの男女共生ネット回答
1 社会におけるジェンダー平等、女性の雇用、子育てに対し、どんな
お考えをお持ちですか?
私が所属する民主党は、98年結党時の基本政策に次のように定めて
います。「社会のあゆる分野で男女の固定した役割分担や差別、不平
等な状態の解消を促す。多様な生き方を可能にする家族法の整備、
女性のからだと健康、性と生殖に関する権利(リプロダクティブ・ヘルス
/ライツ)の保障、性的ないやがらせや暴力を防止する諸施策、女性政
策を強化するための総合的な立法措置などによって、男女共同参画社
会を実現する」。
日本社会では、特に経済、政治分野の女性の活躍は、女性のため
だけでなく、男性や企業、日本経済・社会、保水化対策等、幅広いメリ
ットがあると思います。女性の活躍により、経済・社会・家族にとって、
より豊かな生活が可能となるはずです。
しかし、残念ながら現実は、男女共同参画はなかなか進んでいません。
経済・社会の構造転換期以降、家族形成力の低下、少子化の理由とし
て未婚率の上昇が挙げられますが、「性別役割分業家族」を未だに望む
現状や、低調な男女交際、男性の自信喪失なども影響していると思いま
す。さらに女性の経済的活躍を阻むものとしては、古くからの労働慣行が
挙げられ、そこからはみ出す雇用形態、家族のサポートがないことは大
きな問題です。
「女性」は、これからの日本の潜在力の最たるものであり、日本再生の担
い手である女性が、社会の中で更に輝くことが重要です。そのためには、
政治分野、行政分野、雇用分野、科学技術・学術など、社会のあらゆる
分野において、女性の社会参画を進めていきたいと考えます。
また、民主党の政策理念である「コンクリートから人へ」、「チルドレン・
ファースト」のもと、仕事と子育てを両立でき、安心して子供を育てられる
社会をつくることを目指し、不妊治療の充実、新児童手当の給付、保育所
定員の増員、小学生の児童の居場所確保などを通じ、子育てのしやすい
環境の整備に取り組んでまいりたいと思います。
やざき公二
(長野4区、民主党公認)
民主党・矢崎候補、ご回答ありがとうございました。
ちの男女共生ネットでした。