12月4日、衆院総選挙の公示日です。
「ジェンダー平等政策の公開質問状」に回答が寄せられました。
嘉田由紀子党首「日本未来の党」公認候補、三浦しげきさんか
らのFAXです。
ちの男女供せネット
代表 藤瀬恭子様
私は、かねてより「自立」と「共生」をキーワードに活動してまい
りました。
また、私が所属する「日本未来の党」も、重要政策の一つに「子
どもや女性の声をきちんと政治に反映させる全員参加型社会」を
つくることを掲げております。女性が安心して子どもを産み・育て
る環境を整備することや、働きながら子育てができるのが当たり
前の社会を作らなければなりません。
また、女性が堂々と意見を主張することに違和感を感じるようなこ
とがあってもなりません。
私は、「男だから」「女だから」という性差別に繋がるような考え方
には賛同できません。例えば、私が社会の最小単位として大切に
している家族についても、一人一人の人格が尊重されることが最
優先であり、性別や主従関係ではなく、それぞれが個人としての役
割分担を果たすことで補い合い、成立するものであると常に考えて
おります。また、私は会社経営をしておりますが、仕事の分担も「男
だから、女だから」ではなく、社員それぞれが持つ得意分野を活かす
こと、つまり「この仕事は○○さんに任せるのが最適」という考え方で
やってまいりました。
しかしご指摘のとおり、政治・経済あらゆる面で残念ながら日本の
社会は未だ「男社会」と言わざるを得ない面が多々あります。また、国
際的な視点からも「男女共同参画」に対しての意識が高いとも言えま
せん。私は、男女雇用機会均等法や男女共同参画基本法が、ただ形
式的に存在しているに過ぎないといっても過言ではない現状から脱却
し、女性の権利が保証される「実質」を伴うようにしなければならないと
考えております。
私が目指すのは、「女だから」また「男のくせに」という正差別的な言
葉に苦しむ人が誰もいない、個人が尊重される社会です。
2012年12月2日
日本未来の党
三浦しげき
三浦しげき候補、ジェンダー政策公開質問状への回答を、ありがとうご
ざいました。
ちの男女共生ネットでした。