おうち暮らし ⭐︎モカと時々お空のこたろうと⭐︎ -2ページ目

おうち暮らし ⭐︎モカと時々お空のこたろうと⭐︎

2021年1月まで[お庭のコーギー]というタイトルでした。こたろうが変性性脊髄症になってからのブログ。2020年6月、14歳3カ月で虹の橋を渡りました
2021年1月に繁殖犬だったモカ♂を迎え、モカのずっとのおうちの意味を込めてタイトルを[おうち暮らし]に変更しました。

春に母が亡くなったばかりですが

実家の墓じまいをしました




17年前に亡くなった父は私達が子供の頃から

〇〇の姓を継ぐ必要はない

お前達は婿養子を取らなくていい

お墓も守らなくていい

お父さん達が死んだらお墓を処分して

無縁仏に入れてくれたらいいおじいちゃん

と、言ってました

(子供の頃はまだ『永代供養』とあまり言われてなかった気がします)




父は、父の祖母の姓を継ぐ者がいなかったので

5人兄妹の次男の父が戸籍上

生後5ヶ月の時に祖母の養子になりました

(ちょっと複雑ですね💦)




兄妹の中で、自分だけ苗字が違う事が

すごく辛かったと話してました




そういう気持ちがあってのことなんでしょう

男の子が生まれなかった時点で

後継ぎのこと、お墓のことは諦めたのだと思います





墓じまいについては

お墓に入ってるのは曽祖母と父だけだったので

親戚に相談することもなく勧められました




今のお寺さんにご報告した時も

「仕方のないことです」と

すんなりと受け入れて下さいました

数年前に代替わりされたご住職は

頭も柔軟でお気持ちも優しく

このお寺を離れるのは後ろ髪が引かれます




ただ、母の生前にご住職にお聞きした時

こちらの永代供養は高額でした

(もしかしたら今はお考えが変わってるかもしれません)




墓じまい当日

街の中のお寺は、周りがマンションに囲まれおり

閉眼法要のご住職の読経は

声高々に響いてました

私の気持ちにも響き、胸が熱くなりました


小さい時から電車に乗ってお墓参りをし

その帰りに百貨店に寄って美味しい食事をする

そんな楽しみがあったお墓参り

今日でおしまいです…

長い間、ありがとうございました








    キラキラ星キラキラ星キラキラ星キラキラ星キラキラ



改葬を考えた時

実家の裏山のお寺が

樹木葬を始められたことを知りました




この土地に引っ越してきて

毎週のように飼い犬と裏山に登って

辿り着く静かなお寺

父も母も私も大好きなお寺です




ここなら、父も母も気に入ってくれる

ここなら、少しは親孝行できた気持ちになれる

気休めですけど…

曽祖母には何の縁もない場所で

申し訳なく思います







読んでいただき

ありがとうございました