先日TVで、動物の飼育員が取り上げられている番組がありました📺
(ついていたTVを見たので何の番組かは知りませんが…)
それは、キリンの飼育担当の方を取り上げられていました。
そのキリンは、飼育員の指示を的確にきき、
お客さんにも愛想よくしている賢いキリンでしたが、
はじめはそうではなかったようです
その飼育員はどうしたかというと、
イルカの調教師を師匠とし、
指や手の指示で動物を的確に行動させる
ということでした
餌をやるのも、体調管理のために血圧を測ったり、採血したりするために
暴れないように、怖がらないようにというため。
また、もう一つの理由が、
「蹄」の処理
でした
これはすごく大切なのに、なかなかさせてくれなかったそうです。
なぜそこまで大切かと言っていたかというと、
蹄がバラバラに伸びると、足底がアンバランスになります。
そのまま放っておくと、変な歩き方、体重のかけ方になってしまい、
関節に炎症や障害を引き起こしてしまい、歩けなくなり、
歩かない、運動しないことにより食欲の低下、免疫力の低下、
それが様々な病気の原因となり、やがて「死」に至る。
と言うことでした
その飼育員さんは、実際にその理由でキリンを亡くした経験があり、
今後、絶対にこんなことで死なせない
と心に決め、調教を必死で学ばれたそうです。
これを見て、ヒトも同じように
「足」はとても大切だと感じました。
車、エレベーター、エスカレーター…
PC、ITの発達によりデスクワーク中心の仕事の増加。
これらにより歩く機会が激減しているとは言え、
3~4000歩は日常生活で歩いているとは思います。
それが正しく歩けているのか…
(衝撃を吸収しできているか)
正直、町で歩いている人を見ても、
患者さんの足を見て触っても、
まともに衝撃吸収できている人は非常に少ない、
というか、ほぼいないです(笑)
吸収できていない衝撃が
少なくとも3~4000回
あらゆる関節や腰、肩、首
に伝わっているのです。
そりゃ傷めますよ
何をするにも体が資本
足の使い方を正しく学び、ケアし、
扱うことで、多くの身体の不調からも解放されます
自分の身体を粗末に扱うとかわいそうですよ
丁寧に、大切に扱ってあげてください