横山です。
11月16日(土)の診療終了後に、今月の勉強会が開催されました。
今回の難経は、70~72難。
そして、口頭での症例報告と、脈診と鍼の実技、でした。
口頭での症例報告は、宮西先生と臼木先生が行いましたが、
お二人とも、ぎっくり腰についてでした。
杖をついてきたり、腰を曲げられない状態で来られた患者さんを、
それぞれ診断して治療し、
杖なく歩いて帰れたり、
腰を曲げて靴を履き、笑顔で帰られたりしたそうです。
患者さんの状況、診断の根拠と配穴、その効果についての報告に、
師匠との質疑応答もあり、
報告した先生はもちろん、聞いていたほかの先生方も、
とても勉強になったと思います。
そして、脈診の実習。
師匠がスタッフの先生方の脈をとって、それが何脈なのかを診断し、
ほかの先生方が、その脈を後からとっていき、
脈の名称と形状・特徴を理解していきます。
そして、その診断をベースに、治療を行っていきます。
今の脈をどういうものにしていきたいのか、
そのために、どこに鍼をするのか、
そして鍼をするたび、どう脈が変化するのか。
師匠のご指導により、みんなが実感をもって、学んでいくことができました。
そして、今回はお互いの三陰交に、鍼をして、
それぞれの先生の体格によって、
おなじ経穴でも位置が微妙に違うこと、
鍼をしたときの感触も違うこと、
を再確認していきました。
今回も、集中した、とてもよい勉強会だったと思います。
そして、来月は忘年会!!
あと1か月半を頑張って働きましょう!!