例えば、慣行野菜と無農薬野菜が同じ値段・同じ品質・同じ量で販売をされていたらどちらを選択するか。

例えば、他の食品類のようにラベルに使用した化学肥料や農薬の名前が書いてあったら。

例えば、無農薬野菜が『オーガニック』とか『農薬・化学肥料不使用』と表示するのではなく、慣行野菜が『農薬野菜』とか『農薬・化学肥料使用』と表示が逆転したら。

例えば、化学肥料や農薬を使わなくても野菜がしっかりと育ってくれるならどんな栽培方法を選択するか。

おそらく大多数の方の答えは一致すると思います。もう選択はしてはいるものの、価格であったり見た目の綺麗さであったり、栽培の楽さであったり、リスクを減らすことであったり、何よりも『慣れ』によって本来選択をするはずの答えと逆行しているのだと思っています。

今の農業・野菜は時代の背景もあり、先人達が選択をしてきたものです。
では、これから2世代、3世代、それよりも先の自分の家族にどういうものを繋げていきたいか。
今の僕達の選択がその先の未来を決定します。

日本で有機無農薬は難しい。これは環境によるものが大きいですが、安さ重視が蔓延している事も大きな原因だと思います。
消費者が選んでくれなければ生産者は残れません。そうして農家は有機農業を諦めていきます。
共に有機農業を学んだ元同僚のうち半分は、慣行栽培に変わりました。
もし、そうじゃなければ有機無農薬の輪は広がっていき、より高度な技術が発展して価格も栽培も安定していき、未来に良い流れを繋げていけるのではないかと思います。

駆け出し農家が偉そうに物言いました🙃僕はその流れを少なくても自分の届く範囲内で作っていきたいと思います。