まるで 普通のように 時間がたっていく…
お互いを思いやり 尊重し
差さえあっているかのような…姉妹


ホントは 私は 自分が怖いくらいに 嘘つきで …とんでもない 人間で
姉の 身体の一部を 奪ってる

姉は…私を信じてると話し
ホントは…彼の携帯を チェックして… 服の臭いを嗅ぎ
私の 気配を探してる…
そして 私には こう言い放つ

生きていてくれるなら
風俗に 行っても許すと…
私は 平気な顔してるけど…
私は 姉にとって 風俗嬢なんだと …
そんなんだ…と答える

なにも知らない貴方は…
私に…愛してる 早く抱きたいと… 大好きだ…早く抱き締めたいと…言いながら
唇を塞ぐんだ…

私は 貴方の顔を見れないままに… いっそのこと
バレてしまえば いいのにと
思ってしまう 私がいる…

でもね
そんな事考えてる私は
結局 貴方に呼ばれ …
どうにかして 貴方のもとに行き…そして 貴方の思いのまま 抱き締められ 抱かれるんだ…
罪悪感と至福の狭間で
貴方を感じ 貴方を受け入れる…身体全体で喜びを感じ

なのに 同じ家に帰り
普通のように
又 生活を送る…
ずっと 貴方を貴方の温もりを愛と言うものを 感じながら…