ポジショニングは何においても非常に重要だと思っています。
僕が自分の会社を創業してからも、そしてサラリーマンをしていたときも、
もっと言えば学生のときを振り返ってみてもそう思います。
ブログに書いておいてなんですが、明確にコレだ!というものは僕は持っていません。
僕自身も常に思考錯誤であります。
僕がポジショニングについて初めて真剣に考えたのは、
高校サッカーをしていた時でした。
ちょっとばかし計算ですが、
サッカーの1試合は前半45分+後半45分の合計90分です。(高校生はもう少し短い)
11人対11人で合計22人で試合をします。
常に誰かがボールを保有している(蹴っている)と仮定すると、
1人当たり約4分しか保有することができない計算になります。
どれだけ優れている選手でも10分も保有していることは、絶対にありえません。(たとえネイマールでも)
ということは、ボールを持っていない86分間、何をしているのか?
ポジショニングです。
(突っ立ているわけではありません。)
たった4分の間にゴールを決めたり、決定機を創出する見事なパスを出すためには、
86分間何をしているかで決まります。
つまり、4分間で何ができるかではなく、
86分間、何をやったかになります。
サッカーでは、敵と味方が常に相手の裏を取りながら
86分間ポジショニングしています。
ビジネスの世界で考えてみると、自社があって、取引先やお客さんがいます。
さらには業界や経済という、スポーツで言う天候やスタジアムの雰囲気的なものも含んできます。
サッカーでいう本番の4分間を、
新規顧客とのアポイントで契約を取る、というミッションに例えると、
1日のうちでお客さんと面談し提案をする時間は、長くて1時間やそこらです。
それ以外の時間は、資料作成や知識習得に努めたり、雑務など、さまざまな業務に励む形です。
つまり、本気を出すのは顧客との面談1時間ではなく、それ以外の23時間ということになります。
この23時間で、情報収集し、アイディアを出し、企画をし、資料に落とし込みます。(まあ1日で簡潔することはありませんが)
つまりここでも、成長性のある市場にポジションを構えないといけないし、
顧客にメリットある、競合と差別化できるところにポジションを取らないといけないのです。
ただし逆に23時間もあれば、
少々遠回りしてしまっても、その途中でつまづいて転んでしまっても問題無いのです。
来る面談に備えてポジショニングしていれば、それでゴールを決めれる可能性が十分あるのです。
ここでは、サッカーや顧客とのアポイントという生活の一場面でしたが、
実際には、1年のうちの1日や、10年のうちの1週間のためにポジショニングをすることになります。
長く厳しい時間ですが、これをやる以外には勝てる方法が無いと信じています。
みなさんも、ポジショニングを意識してみてください。
因みに、僕のようなベンチャー企業はポジショニングが生命線ともいわれます。
僕はIT業界にポジションをとっています。
起業家たった一人の力よりも、社会の大波の方が力が強いのは当たり前です。
しかも、ドンピシャで波に乗れなくても、余波で十分成長できる可能性があるのです。