留年が決まった

半期休学も手続きが済んだ


休学中は奨学金が出ない


2年で卒業のところ、3年かかるけど奨学金は2年分しか通常組まれていない

在学届を出すことで返済開始年度を伸ばすことはできても

3年目の学費や生活費をどっからか捻り出さなきゃいけない


化学系に身を置いているけれど、今は美容師になりたい

美容師になるには専門学校に2年間通うか、通信課程を3年間こなすかして美容師免許を取得して

就職先を見つけなければいけない


当然のことながら美容師としてインカムを得られるのは就職してからだ

大学院を卒業して、専門に通っている間は今度は専門学校の授業料その他が必要になってくる

この間おかねは出ていくばかり

アルバイトやなんやで賄える範囲ではないし大体大学院の奨学金返済が始まる


時間もかかればお金もかかる

美容師にせよ化学系にせよ

ストレートでいくよりはるかに歳をとるのに、技術力は反比例したものしか身についていない人間を

どこが好んで雇うというのか


やはり無謀なのか?

自分が言っているのは小中学生のような馬鹿馬鹿しい夢物語なのか?

院卒で改めて美容師じゃだめなの?

いまさらどうしろっていうの?


自分で自分の管理ができない

本当に悔しい

夜に考え事をしてもいい答えは出ないと言われても

一日におきたことが一気に頭を駆け巡って考えないようにしていたことが押し寄せてくるのは決まって夜



涙が止まらない


指導担当教授と研究室の先輩と同期がお見舞いに来てくれました。

病院から直帰じゃなくてまた学校に戻るのに、この病院学校から一時間とか余裕でかかるってのに、わざわざ来てくれた。しかもお土産すげー多い。

なんだよーなんなんだよー泣かせたいのかよーーー。

すっごい嬉しかった。


進路。

一旦後期は休学して療養するという結論に落ち着いた。

休学でも授業にもぐりこんだり実験したり(実験はほんとはいかんのだが)、リハビリ的なノリでやればいいじゃんって。で、4月からまた再スタートすればいいじゃんって。

父親や精神科医の提案がいまんとこ自分でもベストだって思いました、そうします、決めました。

って先生に伝えた。


休学じゃなくて中退も考えた。

入院するより前とは違う進路というか、やりたいことがあるような気がしてきたから中退も視野に入ってきてしまった。なんせ留年がすでに決定しているし。どんだけ金がかかるんだか。

入院前は、普通に2年でマスターとって卒業するんだと思ってた。

ドクター進むほどの熱意とかないから、どっか適当に大きめの企業に就職するんだと思ってた。

でも、今あたまにある夢は企業就職とはまぁほど遠い。研究室のみんなとは、いや、大学問わずこの方面のマスター保持者が行くような方面にはかすりもしない。ならばいっそのこと中退して、はやく進路をそっちに変えてしまおうか?とも考えた。だって時間も金も、今までの予想から外れすぎて大変だ。中途半端に惰性でマスターもとっちゃえってくらいの気持ちなら、一回中退してあとから自力で入りなおすべきだ。

う~~~~~~~ん。


・・・・・でも化学も好き。やっぱとれるなら今マスターとりたい。欲張りたい。ごめん、親。


で、だから休学という結論に。休学もタダじゃないんだけどね…。



そんな夢の進路もひっくるめて、休学の意思を伝えたら、先生が

「それがいいと思う。ゆっくり休みなさい。まずは治しなさい。

 進路だってまだ考えていていい。何に進んだって、もうすでに君は立派な学士を持っているんだよ。」

って言ってくれた。



…学士だよ?

ただの理学士だよ?

マスターでもドクターでもないんだよ?

そんなのもってるやつゴマンといるじゃん。

なのに、なのに、立派だって言ってくれた。

一瞬で誇らしい学士号になりました。先生、ありがとう。


実際のところ、進路の急激な軌道修正をするかもしれないし、結局ふつーに化学系の企業目指しちゃうかもしれないし、そこはまだ分からないけど、なにを選ぼうと、自信持って頑張っていける。…ような気がする。

お守りみたいな言葉をもらってしまいました。あー、嬉しい。