写真は本文とは関係ありません。

そして今回はふれませんが、この競書の下敷きに(すいません)しているのは)

こちらの本です また今度これについて触れたいと思います。

 

修行人は一応、教室に長年通い、ペンの光の規定部の師範試験に合格したという経歴からこのブログを書こうと思い立ちました。

ペンの光の競書を始めたころは、師範試験を受けられるレベルになれたらいいなーと漠然とした思いしかありませんでした。

教室には当時一人だけ筆ペン師範レベルの人がいらっしゃいましたが、その方はどうも準師範で教室をやめてしまったと聞きました。修行人は昔から決して練習量の多い熱心な生徒ではありませんでした。級位の時も段位になっても、書けない書けないと悩みながらずっと競書を出していました。

しかもずっと規定部だけしか出していませんでした。かな部筆ペン部は規定部が段位になってからです。紆余曲折はいっぱいありました。

 

前の教室に通っていた時、先生とも衝突したこともありました。(わりと素直になんでもはいはいと聞かない修行人 困ったちゃんですね)

やっと3段になってその後、実は先生の勧めもあり昇段試験で上がっています。ペンの光は、3段以上は毎月の競書と、昇格(昇段)試験で上がれる機会が年に1回ある、と読者の方の為に書いておきます。競書でなかなか上がらない人には、この方法もあります。

 

そして憧れの?師範試験に通ったのですが、未だに自分の下手さに悩む日々です。

お習字を習ったことがない、もしくは子供のころしていて今はしていない人でも上手な人がたくさんいいらっしゃいます。どう考えてもその人たちより自分の字が下手なのです。

一例が、修行人は妹がいて、子供の頃から日本習字を8年ぐらいしていましたが、彼女の方が整った美しい字が書けます。今はまったくお習字関係はしていません。

 

師範になるというのは、自分がいかにレベルが低いかを思い知るということだったのか、と目標を達成してわかったのがこれでした。現在、修行人は筆ペン部もかな部も一応段位ですが、ここまできても字が上手になった気があまりしません。

 

 

しかし、師範になる前に書くことを止める人もたくさん見てきました。まあ、ここまできたら悔しい思いをしたまま止めるより、すこしでもましになってから、いつでも止められる、と思って地道に続けていきたいというのが今の希望です。