昨日の朝4:00頃
16歳のミニチュアダックスフンド君が亡くなった。
元々は私の妹達が欲しくて買った犬だったけど
最後は私のところに来た
もう年齢もあるし、死が間近に迫ってることはわかっていた。
多分後1年くらいで死んでしまうだろう
と思いつつ、一緒に寝て、介護しようと覚悟して引き受けた。
2022.09.30くらいから一緒に寝始めた。
ペット君と寝ているとどうも電気毛布やエアコンが苦手
人の温もりが好き
元気な間はベッドではいつも一緒に寝た
よくベッド以外のところでくつろいでいると
「ね~寝ない?」と様子うかがいに来たりもした
夜中などいつも布団から出たり、入ったり
毎晩「布団を持ち上げろ!」と夜中2回くらいは起こされた
ほっぺたが膨れる病気が始まったのが、今年の2月くらいからか・・・。
病院に連れて行ったが、もう老犬だから手術には耐えられないだろうから勧めない
と言われ、手術料金すら聞かずに諦めて帰ってきた。
大きくなるほどに、体が弱っていく。私がよく泣くようになる。
泣くたびに「泣くなよ!僕は淡々と生きてるのに!メソメソするな、うざい」
と言う反応が返ってくるようになる。
「あ~弱っていくのを悲観されたくないんだな~、彼はただ楽しく生きていきたいだけなんだ」
「ペット君が死んだら私はちゃんと生きて行けるのか?」不安になり始める。
今思うと、この頃からすごくペット君と仲良くなっていたんだろう
8月頃からほっぺの膨れが酷くなってきた。
夏だからお風呂に入れても大丈夫かな?と恐る恐るお風呂に入れるが
それでやはりホッペが悪化。吐血して本人もビックリだろうけど
私も家族もビックリ。初めて大きなショックを受ける。
それからドンドン死に近づいていった。
ほっぺから蛋白質の腐った匂いが家中充満するようになる。
ほっぺが腫れすぎて、あごに穴が開いて、ヨダレや汁が流れるようになる。
10月くらいからはヨダレと悪臭が酷すぎてもう一緒に眠れなくなる。
家族全員で見守る状態。
少しづつ、あまりの臭さで近寄るのも大変になって行く。
シーツがすぐに赤黒く汚れて、2枚あるシーツの洗濯が追い付かない。
今思うと、この頃から介護に疲れて来たのかも知れない。
あまりペット君に近づかないでいる自分がいた。
寒くなったら一緒に寝ないと死んでしまう。
電気毛布も苦手だし、どうしたもんか・・・・。
幸い、11月最近まで暖かかった。
この4日ほど前辺りから寒くなってくる。
ついでにもう耐えがたいほどホッペが悪化して生きてるのも辛そう。
3日前から突然、ご飯を食べない。
(ほどほどに歩いて水を飲んでご飯を食べていたのに・・・)
私が仕事が忙しくて、気づかなかったが 衰弱していた。
昏睡状態っぽくなって、肩で息をしているのに気づく。
やばいな・・・寒さで死ぬか、昏睡で死ぬのか、どちらかかな。
湯たんぽを寝る前に置いてみる。
これから毎日湯たんぽを朝昼晩と作ってやることは出来ない。
どうしたらよいもんか・・・・・・
最近やってなかったブラッシングをしてみる。涙が止まらなくなる。
2日前、朝湯たんぽがまだ暖かい。すごいな!
いや?ペット君の体温を水が吸収しているのか????わからん。
トイレにも行かず、水もあまり飲まない。
もう寒すぎるんじゃ?と環境を整え、電気毛布を置いて、その上に布団を沢山かけて
人工の暖かさに気づかないよう頑張ってみる。
ブラッシングをしてみる。涙が出る。
最近やってなかったけど頭をナデナデしてみると頭を上げて、
私の手に頭をくっつけてくる。あ~嬉しいかな?私も嬉しいよ
1日前肩で息をしないで、スースーと楽そう。
やっぱり寒くて肩で息してたのか?気づいてやれなかった・・・。
電気毛布つけてやるのが遅すぎた。後一日早ければ・・・バカだ、私
夕方、私が近くを通ると頭を上げてキョロキョロしている。
トイレに行きたい?水?なんだろう?一応外に連れ出そうと持ち上げると
体が軽くて、そしてボロボロだ・・・・
外では立っていられない。座るのも無理っぽい。
這いつくばって寝ようとする。乾布摩擦してみる。気持ち良さそうにしない。
喜んでないな・・・とベッドに戻すと、「しんどいよ~寝かせてよ~やっとベッドだ、疲れた」
と安堵していた。あ~迷惑なことしてしまった
今思うと、ただなでてもらいたかっただけかも・・・
寝る前、、、、あれ?伸びてる・・・
ついでに電気毛布を避けてる。
縮こまってない、、、寒くないの???
どうすればいい?体は冷たい方じゃん、あれ?おかしいな~。
電気毛布の上に乗せ直したかったが、自分で避けて寝ている気がする。
じゃ~タオルかけてみるか?両足で蹴って拒まれる。
しゃぁない、そのまま寝かせておく。
もうもたないのかも・・・・・
14日朝4:00頃、トイレに起きた家族に起こされる。
「死んだよ」
そして昨日から事あるごとに涙・・・号泣・・・(泣く自分を責める)
あ~ペットロスだな・・・私・・・
悪臭がするペット君のベッドを捨てられずにいるのだが
今日は朝匂いが消えてしまうことに気づき、ビニールに入れて密封する。
使っていた洗っていないタオルも入れ、ブラッシングのクシも毛を除けずに入れる。
今日の朝は起きるなり、号泣・・・止まらない。
ペットロスについてのYouTubeを見てみる。
・ペット君の生活用品を処分しないでよい。
・泣くことを責めなくていい。
・気持ちの切り替えをしなくていい
(涙が出るたびに、自分を責めてしまっていた。)
ペット君の毛をビニールに取っているのだが、
今触ると、まるでペット君をなでているようで心が落ち着く。
あ~~~なんてことだ!ペット君は私のために生きてくれたんだな~
私が介護した!と思っていただけど、私を癒してくれていたんだ・・・・
僕が死んでも苦しまないで・・・楽しく生きて!と言ってくれてる。
今はまだ無理だけど、時間が薬 だと思う。。。。。
2023.02 朝起きるころ^^一緒に寝ながら頭を私にくっつけてくるペット君
