ホルコン顔認証システム


↓↓↓オムロンのサイトです(http://www.omron.co.jp/press/2004/s0301.htm )。
2005年9月まで顔認証システム導入例にパチンコホールを用いていました。
オムロンは2004年10月にオムロンアミューズメント株式会社というパチンコ機器会社を設立しているからかもしれませんが、そのサイトのなかで「来店した客の顔をカメラが捉えるとデータベースの個人情報が呼び出され、VIP指定、メダルの枚数管理も出来る」と図説しているので、パチンコの出玉管理も当然可能だと思われます。


が、現在ではその説明図とページはなくなり、老人介護の導入例と差し替えられています。該当ページが2ちゃんねるで話題になったことがパチンコ業界の危機感を煽ったため、関係者から圧力がかかったのでは?というのがもっぱらのウワサですが。


この顔認証システムの導入金額は最低500万前後~と言われていて、1台40万と仮定すれば1列12台を入れ替えるのとほぼ同額。ちょっとした新装入れ替え程度の金額ならホールにとっては安い出費かもしれません。


大規模に顔認証を利用した顧客データベースをネットで共有すれば、お客がどの店に入ろうと店側はあらゆる顧客情報を見ながら完全な収支管理ができるようになってしまいます。


こうなったら、個人情報もへったくれもありませんね(;´Д`)ノ
そしてもちろんこれも特許出願済みです…


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◆顔認証システム

出願番号 :特許出願2002-57674
出願日  :2002年3月4日
公開番号 :2003-251059 出願人:オムロン株式会社
発明者  :一色 信賢 他3名
発明の名称:遊技管理システムとそのプログラム、及び遊技許容装置


要 約

【課題】
会員登録などの顧客の手続、及び遊技ホールの店員による処理を全く行うことなく、遊技者(顧客)及び遊技データを確実に管理することができる遊技管理システムを提案し、遊技ホールに対して顧客や遊技データの管理要求に応えると共に、顧客に対して快適な遊技環境を提供する

【解決手段】
遊技媒体に基づいて遊技を許容する遊技機と、前記遊技に関する遊技データを管理する管理サーバとを備えた遊技管理システムでに対して、遊技者の身体から該遊技者の生体に関する生体特徴データを取り込む特徴取込手段と、前記生体特徴データを前記遊技データと結合して形成する遊技管理データを記憶する記憶手段と、前記遊技管理データに基づいて情報を出力する出力手段とを備えた。


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顔認証システムの導入は、全国のホールで確実に広がっているようです。
顔認証による生体データが大規模な全国共用サーバーで管理されると、いかなる攻略法をもってしても勝つことは難しくなるでしょう。


既に多くの地域で顧客データーベースが共有化され始めているようなので、このシステムが完全に普及するのは時間の問題かもしれません。
それほどオムロンの顔認証システムは大ヒットらしいです(汗
もう、店側に完全に管理された環境でしか遊技できなくなるのかもしれません。


でも逆にいいこともありますね♪
それは、よくあるウサン臭い攻略情報会社のセット打法などを買う人がいなくなるということですヘ(゚∀゚*)ノ
だって一度店側にニラまれたら…

全国どこへ行っても「初めていくのに出禁」ですよ(笑
なにしろ、メンが割れてますからwww
ガセ攻略情報会社もどんどんツブれてくれるといいですね。



朝日新聞Webより
テロ対策、改札口で顔撮影 東京の地下鉄で導入実験国内ではサッカー・ワールドカップ(W杯)が開催されたのを機に02年5月以来、成田空港と関西空港の税関に「顔認証システム」が導入された。
データは捜査機関から提供される写真と照合しているとみられる。
同じ場所を不必要に歩き回るといった「不審な行動」をあらかじめコンピューターに登録し、該当する人物がカメラに映ったら警報が鳴る仕組みと見られる。



オムロン以外のメーカーも同じようなシステムを開発しており、その性能は上記の記事のように「簡単に不審者を認識登録出来る」ようです。
それほど露骨な顧客管理はなくても【大勝】した人間や【不信な動きをする人物】を登録することは造作もないことかもしれません。



ホールで入場した人間を自動的に追尾出来るホール用の優れた監視カメラのシステムも存在しており、顔認証システムと組み合わせれば理想的な顧客管理システムになることは間違いないと思われます。


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◆監視追尾システム

出願番号 :特許出願平11-348711 
出願日  :1999年12月8日
公開番号 :2001-162011
出願人  :ダイコク電機株式会社
発明者  :根木 優
発明の名称:遊技管理システム


要 約

【課題】
会員カードを利用した構成において遊技データを遊技客に確実に関連付けることができるようにする。

【解決手段】
人物検出部3は、カメラ1からの画像情報に基づいて人物エリア情報を抽出して追尾部4に出力。
追尾部4は各遊技客を個別に追尾しており、遊技客が着座したときは遊技客に仮の会員番号を付与して遊技台番号と共に遊技データ収集部6に出力。
遊技認証部8は遊技客が会員カードを使用したとき正規の会員番号及び遊技台番号を遊技データ収集部6に出力。
遊技データ収集部6は各遊技台5から遊技台データに基づいて仮の会員遊番号毎の遊技履歴を作成すると共に、会員番号認証部8から会員番号を入力したときは遊技履歴を正規の会員番号と関連付ける。


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これだけ管理されてもまだ、

確率論でホールと勝負するのですか?