こんにちは、こんばんは、劇団員の高橋綾です。

昨日は、本番前の最後の稽古日とあって、落語劇2本の稽古は熱が入っておりました。


私は、落語はじめて手帳を完遂して、このブログでは、しばらくお目にかからないつもりでいました。

が、気付いたらまたまた、筆を取っておりましたσ( ̄∇ ̄;)

毎週ご覧頂いて、まことにまことに、ありがとうございます。

ですが、本日も私だけではなく、

我らが演出、井口成人、またの名を、とまと家 十助(とまとや じゅうすけ)に、ブログをお願いしました。


今回は、安兵衛寄席の「始まり」のお話です。

高橋綾



堀部安兵衛(ほりべやすべえ)と言えば、高田馬場でございます。
劇団東京ドラマハウスの稽古場は、高田馬場駅から徒歩3分。
私たちの遊び場になっております。
どうして高田馬場と言うかと言うと、江戸時代、あの辺りは結構な高台だったそうです。
そこへ、幕府が馬の練習場、馬場をつくりまして、高田馬場とあいなったわけです。

この馬場は、現在の西早稲田3丁目あたりです。
でもって季節になると、古式ゆかしく流鏑馬の行事が今も行われています。


疾走する馬🐎そのスピード感の中で、矢を放ちます。
その勇壮なる姿は、江戸の侍、直参旗本の意気を忍ばせます。

そして、江戸時代のヒーローの1人、忠臣蔵の堀部安兵衛はこの辺りに住んでおりました。


高田馬場の決闘で名を上げる前の安兵衛は、ただの貧乏侍。
その安兵衛が一夜にしてその名を上げます⚔️

高田馬場は、無名時代の安兵衛の、青春の町だったのです。

のちに、赤穂浪士の一人となり、格段の働きをいたします。
そんな安兵衛さんにちなんでの「安兵衛寄席」なのであります。
さぁ、まもなく開演❗️❗️
イラハイ、イラハイ。

とまと家 十助