空を見上げれば秋らしい雲が浮かび、おぉ~ようやっと過ごしやすくなるのかぁ😊と思ってましたが、アハハァ~💧予報通り またもや昨日は30度超えの夏日💧身体が『どうすりゃいいのよ!』と悲鳴をあげそう。まあそれでも、エアコン在らずの風が窓を吹き抜けてきてる。はい。おそらく短いであろう秋を存分に楽しみましょうかね😊
一昨日は両国まで行ってまいりました。劇団菊地を創立以来応援して下さってる(株)玄米酵素さんの東京支社まで。ちなみに本社は自然豊かな素材の北海道。原料は玄米も大豆もすべて自社の無農薬の畑作っています。
一昨日は創業記念日。53年の会社の記念セミナーに参加してきました。
私自身がこの会社にご縁させて頂いたのは、父を亡くし 悲しみのどん底に居た母が暴飲暴食に走り「死にたい死にたい。パパ迎えに来て」と泣き暮らし、ついには歩けなくなってしまった体験のお蔭でした。初めは「こんな亀の餌みたいなもの絶対に食べない」と言い母の変化を横目にしつつも悪態をついていた私でしたが、振り返ってみれば 早20年以上お世話になってます。ライオンキングのヒヒのメイクで顔がボロボロになった時は、会社の管理栄養士の先生や懸命にサポートしてくれる社員の方、今は亡き岩崎会長が直々に食事指導をして下さいました。最初のビックリ体験でした。。。本当に有難かったです。顔のボロボロ完治までには1年かかりましたが何より日々の食事が大事なのだという事を実感し、食養生を学ぶために 会社のビル内にある料理教室のも通いました。その後 母の願いもあって、演劇の仕事も数少なかった私はこの仕事を受け継ぎました。
母は根っからの商売人でしたが、私と言えば 長きに亘りただただ芝居どっぷりの生活。とんと商売には向いていないらしく「体調が思わしくない」「病院通いで辛い」「何をどう食べるのが適切なのか分からない」。。。そういうお客様のもとへ、お宅の台所に食材を抱えお訪ねしたりしておりました。私の料理好きはどうやらここが原点のようです。相変わらず商売の方は下手くそですけど💧
さて。昨年末からそんな私自身も健康に問題が出てきました。他人様にはいろいろアドバイスしながら自分の体調管理が出来ていないというのは困りもの💧そんな時も両国に足を延ばし、アドバイスをいただき、日々の食生活や運動不足の解消等々を考え実施する。お陰様でどうやらこうやら今も元気で舞台を務める事が出来てます。感謝感謝の日々です。
昨日の社長の講演の中にこんな話がありました。「玄米酵素は53年間順風満帆だったわけではありません。創業の《創》という字は絆創膏の《創》。《創》は(きず)とも読みます。何かを始める、やり続ける、やり遂げるには、傷だらけにもなりますが、そういうものなのだと思います。信念を持ち続け、けして諦めない!そうやって会社も皆さんもやってきました。でも、何かと出会い、誰かと出会い、その人生の曲がり角には、会うべくして待っていてくれる人が居る。私はそうでした」
あぁ。私も演劇生活52年。いろんなことがあったけれど、本当にそうだな。実はここまでやってきたけれど、もう潮時なのかな?と思ったこともありました。私が本当に目指したい芝居って何なんだろう?迷いました。あぁ、でも!でも!諦めたくない。ごはんが食べられなくてもやり続けたい、死ぬまで!
でも遂に『もう無理かな?』と思って歩みを止めそうになった時、その道の角に居ました。待っていてくれました。会うべくして会う人が、菊地さんと塚本さん、そして仲間達に。
どんな方もまずは健康が第一ですけれど、私のエネルギーの源は、やっぱり舞台です。諦めなくてよかった。続けてきてよかった。社長の話を聞きながら、自分の人生と重ね合わせる私でした。
末次美沙緒
劇団菊地公演
水茎の跡 代書屋が繋ぐ縁
2024年11月12日〜17日
千歳船橋 APOCシアター