浪花は閉幕した


江戸Bが開幕した


そして明日は江戸Aが開幕する




やっぱりごんべいは

柿ノ木イズム象徴する作品だと思ってる。



シラフで、人前で泣きそうになっているかっきーさんは初めて見た。この20年で初めて。





色んなことがあった。


ゲキバカで大好きな作品は

ローヤの休日、0号、おぼろ、男の60分、ノアールシリーズ…たくさんあるけれど



再演を繰り返して

その中で、カッキーさんから任される役が目に見えて変わってきたのがこの作品。


自分の俳優としての成長と共にある作品だ。





明日は拳役の初日だ。




俺にはこの役を演じる上でのテーマがある。


初演でこの役を演じた、元劇団員の渡辺毅イズムをきっちりと受け継ぎ、世に放って終えることだ。


ごんべい初演は、ほぼ当て書きで書かれたものだ。

龍はタカさんそのもの。


そして拳は、渡辺毅そのものだった。


毅は大学の同級生。

生粋のコメディアンだった。

ゲキバカでコメディといえば彼だった。



彼がいなくなり、再演の時に宙に浮いた拳役。

「俺にやらせてください」

自らそう言ってやらせてもらった役だ。






浪花で妹尾くんが、最強のメンタルでブチ上げ

江戸Bで森田さんが、本物のダンディズムで進化させ


しっかりとバトンを繋いできてくれた今回の拳役

2人がハズレなしの爆笑で上げ切った階段を、さらに越えねばならない。



最後に初日を迎える俺の拳は


Back to Basic

原点にして頂点

見せつけるぜオリジナルの拳イズム



継承者としての矜持を。