ghostintheshellを見ました。
つまりハリウッド版攻殻機動隊ですけど
なんかよくわからない作品になってましたね。悪い意味じゃなくて。
まず凄まじい原作へのリスペクトが表れていてとても好感が持てます。
ただ、設定が原作とかなり違うのでテーマとの齟齬が見られるのが残念でしたね。
アニメ版の声優さんが吹き替えを担当しているのですが、元々アニメだった物をリメイクして実写化した物に元のアニメの声優さんの声を入れる、というなんか当然と言えば当然な気もするけど、すげえトリッキーな仕掛けになっていて
最初のアニメ、ゴーストインザシェル攻殻機動隊の草薙素子と実写版の草薙素子ではキャラがかなり違うので(バックボーンが違うから)演技としては違う物を選択しているんですが、それ自体が攻殻機動隊のテーマ、人間とは何か、を表現しているような感じで、うおお、ってなりましたね。
攻殻機動隊の世界では技術の進歩により完全義体化、脳以外のサイボーグ化が可能になっているんですが、というか脳も一部は機械化が可能になっていて
うお!一から説明するのめんどくせえ!!
例えばなんですけど、AさんとBさんの脳を取り替えることができるとして、外からみるとAさんなんだけど、中身はBさん、という人を作れる。
で、周りの人全員がその人をAさんだと扱い、本当はBさんである事を証明するものがなにもなくなったとしたら、Bさん自身しかBさんがBさんである事を知っている人がいないとしたら、どうやってBさんはBさんたりうるのか、
めっちゃBさんって書いてるな!!
いやいや、そんなん自分しか自分だってわからないでしょ、って思うでしょ?
でも他人がいなかったら自分を認識する方法って実はないんですよ。
他者との違いで自己は規定されるもんなんで。
ん?なんか違う話になってきたな。
ダメだ、電脳化とか記憶をインストールできるとか、魂とゴーストの違いとか、説明しなきゃいけない事が多すぎるな!!
ま、要するに全身機械だとして、自分が人間である証明はどうやんだって事です。
ん?違うな。
例えば、『今』が『夢』じゃなくて『現実』だって証明しようがないじゃないですか?
全身機械だったら自分がAIつまりプログラムでない証拠はどこにもなくて
うーむ、やはり言葉足らずだな!
もう、見て下さい。
見るときは
攻殻機動隊
イノセンス
テレビシリーズの攻殻機動隊
テレビシリーズの攻殻機動隊2
を見てから実写版見て下さい
もしくは実写版見てから他を全部見て下さい、順番は上から順です。
そんな説明下手な私が芝居をします!
現代における美の基準についての芝居です!
説明下手で大丈夫かっ?
Ammo vol.4
『光、さえも』
脚本・演出:南慎介(Ammo)
【あらすじ】
1921年。ニューヨークのグランド・セントラル・パレスで開催された、独立芸術家協会の展覧会にある作品が出展される
ある無名の芸術家から提出された『噴水』。それは「がらくたに落書きされたもの」であった。
本来、6ドルの出品料を支払えば誰でも出品できるこの展覧会に、この作品を出展して良いものか芸術の価値をめぐり、
独立芸術家協会は喧々諤々の議論が繰り広げた。
「これを美と呼んでいいものか?」
今後の芸術そのものをゆるがす問題作の作者はこの会議の中に、いる。
【CAST】
前園あかり
津田修平
(以上、Ammo)
西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士)
浅倉洋介
吉村公佑(劇団B級遊撃隊)
もなみのりこ
宍戸香那恵
maco(ピヨピヨレボリューション)
坂井宏充(演劇ユニットハイブリッド)
山崎丸光
土佐まりな
【公演場所】
SPACE 雑遊
東京都新宿区3-8-8OTビルB1F
【タイムテーブル】※受付開始・開場は開演の30分前より
2017年
9月15日(金) 20:00
9月16日(土) 14:00/★19:00
9月17日(日) 14:00
9月18日(月) 14:00
9月19日(火) ◎14:00/★20:00
9月20日(水) 19:00
◎は平日昼割。
★は通常上演後に「劇団員披露リーディング公演『私のイスラム』」を上演します。上演時間15分。出演者は後日発表します。
*全席自由
【チケット】
前売 3500円
当日 4000円
平日昼割 3200円
学生割引 高校生以下1500円
学生割引 大学生2500円
リピーター割 2500円
【ご予約】
西川扱いのチケットはこちらからー!!!
開演5分前までにご来場いただけない場合、ご予約はキャンセルとなりますのでご了承ください。
【STAFF】
脚本・演出:南慎介(Ammo)
舞台監督:高山和也(THE BIG FOOT STAGE)
舞台美術:中村友(友工房/Y’s factory)
音響効果:北島とわ
照明:阿部将之(LICHT-ER)
衣装協力:平井えり花
ドラマターグ:田中圭介
制作:あおきいおり(劇団KⅢ)
デザイン:南裕子
web管理:堀口節子
Webサイト http://ammo.works/