今年もコロナに明け暮れた一年でした。私は外科ですので、直接COVID19に感染された患者様を診ることは無いのですが、同じ病院には感染された患者様もおられたため、毎日祈るような気持でした。間接的に外科でのオペの数も減るので、そのオペを今やらないでも良いのかという議論も絶えず、身近な問題でした。日本のCOVID患者数が現況何故少ないのか、医師や感染症専門家の中でも分かっておりません。ただ一つ言えることは、報道などで言われている新規感染者数が増えても重症化しなければ問題は少ないという考えは危険です。ウイルスは宿主の中でしか増殖できないので、新規感染者がオミクロン株などで増えた場合、重症化しなくても、そこから更に新種の変異ウイルスが出てくる可能性もあります。かなりCOVID19での疲弊がありますが、感染対策はしばらく継続という事になります。ただ経口治療薬も海外のもので有効性が期待できるものが承認に向けて動いていますし、mRNAワクチンは、抗原性に変異が出来ても新たなものを比較的早期に作れる技術革新が進んでいると聞きます。暗い話だけではありません。昨年に続き自粛続きの年末年始となりますが、明るい将来を早く迎えるためだと前向きにとらえたいと思います。
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