子役は大成しないと言われていますが、ジンクスの分岐点は何だと思いますか?今回は、子役について紹介していきます。
子役は成長してしまうと、子役時代のかつての愛くるしさをお茶の間が感じなくなってしまいます。それが子役が大成功しないと言われている理由でもあります。
実際に、子役が成長して活躍する場もありますが、それは素敵という言葉に変わってしまいます。小さいころの笑顔ではなく、違った場面となってしまいます。
芸能リポーターの川内さんは40年近いレポーター人生の中で、たくさんの子役のはやりすたりを目の当たりにしてきています。
世界80カ国で放送されたおしんの幼少時代を演じた小林綾子さんは、当時は国賓扱いでした。まだ芸能人が登壇するイベント会見がない時代でもあり、インタビューに成功したレポーターたちは誇らしげだったそうです。
おしんブームが去って、小林さんも年齢を重ねていきます。高校、大学と成長しても芝居のうまさは誰にも負けることなく、凄かったそうです。しかし、おしんを演じていた子役の小林綾子さんではなく、彼女に対してお茶の間が抱いていたかつての熱は冷めてしまっていました。
現在も映画や舞台に精力的に演出している小林さんですが、芝居への愛情は常に川内さんも感じていたそうです。
実際に、人は歳をとるようにずっと子役のままでいる事が出来ず、それを誰より感じていると言われているのは、安達祐実さんだと感じます。94年に家なき子で12歳とは思えない演技力で脚光を浴びました。
小林さんとは真逆でいくつになっても童顔だった彼女はいつまでたっても大人になれない自分だったという事を語っています。あどけないなりに役を演じきって、30歳を超えた時からセクシーな役もこなせるようになり、彼女はこれからも女優として活躍していくと感じています。
成功しない理由としては、収入が増えたことにより、周囲のトラブルなどに巻き込まれてしまうかもしれない場合があると言われています。実際に、宮脇さんですが、ケンちゃんシリーズで人気となっていて、運転手付きで学校や現場に行くほどの売れっ子でした。
しかし、父の借金、兄の自殺未遂、両親の離婚や自信の借金などを抱えて代償は大きかったそうです。実際に、世の中に出てしまうことにより、色々なことに巻き込まれてしまう場合もありますよね。
実際に、今の世の中は、子役が間違ったり正直に答える事は可愛いで終わってしまいますが、ある程度の年齢で間違った言葉使いなどを使ったりすることにより、何よりも多くの大人がそれはない、あれはないという問題が出て来たりする事もあります。
また、子供は可愛いで済む事でも、大人になるとそうはいきませんし、自分の言葉でインタビューなどにこたえる必要があり、難しくなってしまうケースもありますよね。
子役でデビューして成功する子もいれば、子役で終わってしまう人もいます。それは、やっぱり自分のプライドもあり、人気の場合には問題ありませんが、人気が集まらない場合には、子役のままでやめてしまうという考え方もあるからだと思います。
芸能界で生きていく為には、ある程度の覚悟が必要となってきますし、家族や親族、友達などに迷惑をかけない生き方を見つけた場合には、子役で終わってしまうケースもあります。
何よりも、子役時代と大人になってからのギャップもかなり差があると感じるので、それも原因の一つになっているのではないでしょうか。