遅ればせながら報告いたします。
テアトロ六月号に、大森匂子の戯曲「みすゞかる」が掲載されました。
これは大森匂子の戯曲『信濃の女シリーズ』のひとつで、前回、掲載された、宇野重吉賞、最優秀賞の「まほろばのまつり」の第二弾にあたります。
常にオリジナルな作品を、と心掛けている私にとって、渾身な想いで書きました。
この作品も、青年座にいた頃から温めていた作品で、いつもコンビを組んでいた演出家の鈴木完一郎から「今はまだ習作だけど、完成したら俺が演出する」と言ってくれていた作品です。でもその完ちゃんは今はもういません。
だけど、いつか芝居にしたいと思っております。
どうぞ、ご購読の程よろしくお願いいたします。
大森匂子