上司から命令が出されて、その通りに何も考えずに動く人もいます。
組織の名前だとか、肩書きに安寧してしまって、判断力を失ってしまいます。
組織の保身が大事なのであって、
安定した収入を得たい、
自己顕示欲を満たしたい、
快楽や欲求を満たしたい、
いわば本能の快楽を満たす事にひたすら依存した、
中毒的な生き方でもあります。
中毒というのは満たされないと暴力にも訴えます。
暴力で物事が解決することはないのですが
暴力がエスカレートして、拷問をしたり、殺害することもあるでしょう。
死体や、重篤な状態に陥った相手を前に、
組織を守る為の情報の捏造や、辻褄合わせというのは
集団になると簡単に行われます。
社会というのは、そういう要素をはらんでいるのではないでしょうか。
彼等は「弱者」という言葉を平気で遣い、
「弱者」を生み出して虐げます。
「弱者」に依存し、財産を搾取し、快楽を満たす対象にします。
彼等は変わることはありません。
そのような生き方をし、子供にモデルを見せ、その子供が後継者になります。
彼等は洗脳された状態で、状況の微細な変化や、
様々な意見を取り入れられないという弱点を抱えています。
当然、時代にもついていけなくなります。
同じことを何回も繰り返し、慣れ親しんだ行動以外の選択肢はありません。
絶えず自分で判断する習慣を持つのは大変難しいことです。
同じ状況というのは、二度と無いものです。
そして小さな判断の誤りが、命を落とすことにも、
生きながら拷問を受け続ける可能性につながることも無くはないのです。
暴力が始まる前には予兆、前兆があります。
その前兆を見極めて、
暴力にさらされる時間を少しでも減らすことはとても大切な事です。
同時に一人一人が、暴力的ではない解決策、生き方を選択する、
という所が、とても大切だと思います。
