どうも、こんにちはRyu1(りゅういち)でございます。
https://ameblo.jp/geekworks-ryu1/entry-12571826194.html
って記事を書かさせていただきました。
まずは、そちらをお読みの上で、
本記事をお読みいただく事が推奨です。
今回は、
行動経済学上で、
マスクを着用しない危険性を見てみましょう。
まず、、、、
皆様の頭の中に、
行動経済学って何?
って思っていると思いますので、
簡単に、説明します。
皮肉をもって定義すれば、
"人間の行動は経済非合理的"という前提の上、
人の行動を分析する学問です。
例えば、
「人間は自分が自動車事故で死ぬとは思わない一方で、自分は宝くじには当たるかもしれないと思う」という話があります。
自動車事故で死ぬ確率のほうがちょっとだけ高いのに、
1億円が当たる宝くじは買うけれど、1億円の死亡保険金が出る生命保険には入らない。
それが、経済非合理的って一例です。
じゃあ、マスクを着用しない、危険性はどうだろう。
皆様は、
①新型肺炎の予防の為、マスクを着用
②車に乗るときにシートベルトを着用
どちらが、重要だと感じますか?
※行動経済学なので、法律は一旦考えないです。
令和元年の交通事故の件数は38万件。
うち、交通事故の死亡者は3215人。
事故に遭う人は人口の0.3%程度。
事故に遭った場合1%弱の確率で死亡する計算となります。
搭乗者にも歩行者にも同様に起こり得る、リスクの合計数値です。
新型ウイルスは現在進行中なので、
2000年代初頭で流行した、 SARS を参考に比較してみましょう。
SARSは、
香港を中心に、8096人が感染し、774人が死亡。
香港の人口は700万人なので、0.1%程度。
一方でSARSは、一度発症したら死亡率が10%程度と高確率。
さて、整理してみましょう。
【交通事故】
1億2000万÷38万人=0.3%
38万÷3215=約1%で死亡
【SARS】
700万人÷8096=約0.1%
8096人÷774人=約10%で死亡
この2つの数字をかけ合わせると、
当時の香港においては自動車事故で死ぬリスクより、
SARSで死ぬリスクのほうが、実は高かったことになります。
そうした理屈でいえば、
車に乗るときにシートベルトをすべきだと思う人は、
外出時のマスクの着用も必ずすべき!
って結論が導けます。
皆さんも、
自分の行動が、
経済的に合理的かどうか、
考えてみると楽しいですよ。