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ニューヨークで同性婚が施行され、764組のゲイ&レズビアンカップルが結婚を祝いました!!

 TVが地デジに移行し、エイミー・ワインハウスの訃報が世界を駆けめぐった7月24日、ニューヨークでは同性婚が施行され、たくさんのゲイやレズビアンのカップルが結婚を祝いました。 

ニューヨーク州で24日から同性婚を認める法律が施行されるのに合わせ、ニューヨーク市には2600組以上もの同性カップルから結婚(結婚証明書発行または挙式)の申し込みが殺到し、1日に対応できる件数である764組の3倍超にあたるため、同市は施行初日に結婚式を挙げるカップルを選ぶための抽選を行いました。
そうして24日、764組のゲイやレズビアンのカップルが結婚の届けを出しました。これは、同市の1日の結婚件数として過去最高記録だそうです。 

市当局はこの日、結婚証明書の申請画面でこれまで「新郎、新婦」とされていた文言を「配偶者A、配偶者B」に変更しました。 
市庁舎前にはウエディングドレス姿の女性やタキシード姿の男性が行列を作りました。 

栄えある結婚1組目は、23年間連れ添ってきたレズビアンカップルのフィリス・シーガルさん(76)とコニー・コペロフさん(84)でした。
2人は、市庁舎のチャペルで、集まった人たちの歓声に包まれて挙式しました。

シーガルさんは「本当に素晴らしい。それ以外に言いようがない」と感慨深げに語りました。
コペロフさんも車いすを降りて、報道陣の取材に応じました。
シーガルさんとコペロフさんの式を執り行った市職員のマイケル・マクスウィーニーさんは「個々に独立した2人が、より良い人生のために一緒になる。
この真に大切な式を2人と分かち合えたことに感謝している」と祝辞を述べました。

マイケル・エレッサーさん(56)とダグラス・ロビンソンさん(60)の結婚式には養子縁組をしている息子2人も出席しました。

ロビンソンさんは「私はアメリカ人であること、そして、ニューヨーカーであることを誇りに思う」と胸を張りました。
 市内で同性パートナーと暮らすマーコスさんは23日、CNNのインタビューに答え、「帰宅してメールをチェックしたら、市からの当選通知が来ていた」と語りました。

シャワーを浴びていたパートナーのフレディさんの所へ駆け寄り、「当たった、当選だ。
日曜日に結婚できるよ」と叫んだそうです。「2人で泣き出し、笑い、そして祝ったよ」 12年前にグリニッジ・ビレッジのキャバレーで出会ったデービッドさんとクレイグさんにも当選通知が届きました。
結婚しても、実際には税の申告が共同になること以外、生活に大きな変化はないといいます(結婚防衛法があるため、州で同性婚が認められても、国レベルの社会保障は適用されないのです)。

「24日の夜からは、クレイグのことを夫だと紹介できるようになる」とデービッドさんが言うと、クレイグさんは「フェイスブックの自己紹介にも既婚と書ける」と付け加えました。 

また、特例で24日に結婚式を挙げることができたゲイカップルもいました。
ミンツ消費者局長と市長側近のファインブラット氏がそうで、24日、2人の結婚式がニューヨーク市長公舎で行われ、ブルームバーグ市長が司会を務めました。

ニューヨーク市以外でも、州北部のバッファローに住むキティ・ランバートさんとシェリル・ラッドさんが、24日午前0時1分にナイアガラの滝の前で結婚の誓いを交わしました。
同性カップルが多いとされるニューヨークでは、ブライダル業界を中心に経済効果が期待されています。
ニューヨーク州の上院議員らが発表した報告書によると、今後3年間で2万1309組のニューヨーカーがウエディングベルを鳴らす見込みだそうで、同性婚が許されていない近隣の州から約3300組、遠方の州からは4万2000組の「国内リゾート婚」カップルがニューヨークを訪れ、結婚式や観光、税収、結婚許可証の発行手数料などによる歳入が3億1100万ドル以上に上ると見積もられているそうです。

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